チ・チャンウクとウォン・ジナの新作ドラマ「僕を溶かしてくれ」。1999年に冷凍人間の実験に参加した2人は、24時間後に目覚めるはずが起きたら2019年!!いきなり20年も飛んでしまった2人は、困惑しながらも日常生活を始めます。
第5話では、記憶喪失のファン博士を守るために、昼はドンチャン宅で、夜はミラン宅で博士を預かることに。そしてドンチャンはTBOテレビ局の9時の「ニュースライン」に出演し、自ら冷凍人間であることを公開してしまいます。その後2人の運命はどうなってしまうのでしょうか?早速第6話のあらすじと感想、ネタバレを紹介したいと思います。
「僕を溶かしてくれ」第5話のあらすじはこちら↓
第6話 登場人物の紹介
冷凍人間である事をニュースで自ら公表したマ・ドンチャン。世界初の冷凍人間の登場に、韓国だけでなく、世界から注目されることになってしまいます。イ・ソクドゥの動きも今後どうなるのか見どころです。
- マ・ドンチャン(52歳/TBOバラエティPD)
- コ・ミラン(44歳/大学生/TBOバラエティ局インターン)
- ナ・ハヨン(46歳/ドンチャン元?恋人/報道局長)
- ソン・ヒョンギ(48歳/TBOバラエティ局長)
- キム・ホンソク(61歳/TBOテレビ社長)
- ファン・ガプス博士(68歳/生体研究の権威者)
解離性健忘症で治療中、現在昼はドンチャン宅、夜はミラン宅で過ごす - チョ・キボム博士(45歳/生態研究博士)
冷凍人間の実験を管理 - イ・ソクドゥ(40歳/60歳/大企業ウンソングループの会長)
冷凍人間を解凍できる人間を殺そうとしている - ペク・ヨンタク(55歳/刑事/元マ・ドンジュの夫)
冷凍人間の2人とファン博士の事情を知っている刑事 - ファン・ドンヒョク(44歳/ミランの元彼)
ファン・ビョンシムから改名、大学心理学の教授でミランの親友オ・ヨンソンの夫 - オ・ヨンソン(44歳/ミランの親友)
ファン・ドンヒョク(ビョンシム)の妻 - ファン・ジフン(20歳/大学生)
ファン・ドンヒョクとオ・ヨンソンの息子
以上の人物が第6話では主に登場します。毎回ドンチャン家族が登場しますが、ピアニストだった鬱の弟やアルコール中毒の妹、マイペースでおっとりした義妹、さらに姪はマセてて生意気という、相変わらず一人一人のキャラが濃いので笑ってしまいます。
第6話「キャプテンコリア」あらすじ&ネタバレ
TBO9時の「ニュースライン」に登場したドンチャンは、「私は…世界初の冷凍人間マ・ドンチャンです。」予想外の発言に動揺するホンソク社長とヒョンギ局長。
続いて、ドンチャンは「1999年、私はバラエティPDとして冷凍人間プロジェクトを企画し、直接実験へ参加しました。しかし、当時の企画とプロジェクトの推進は、放送局の意志とは全く関係なく、私が一人で単独決定したものです。」テレビ局の責任ではないことを言ったので、ふぅ~と落ち着くホンソク社長とヒョンギ局長。
「冷凍人間プロジェクトは夢でなく現実に進行されました。実験から20年後に私が目を覚ましたからです。ところが、このプロジェクトにはまだまだ研究の必要があるということです。予想することができなかった副作用が現れたためです。」と深刻な表情で発言するドンチャン。
病室で目を覚ましたミラン。病室のテレビからニュースで話すドンチャンの様子を見守ります。
「それは他でもなく低体温です。冷凍人間は31.5度が維持されなければ、生きていられないのです。そのために、このプロジェクトが完璧になるまで私ができる全ての努力を注ぎ続けるつもりです。今私がお話しできるのはここまでです。」そう言ってスタジオを出るドンチャン。拍手をするスタッフたち。
放送後すぐに病院に向かったドンチャン。元気になったミランを遠くから確認し、車に乗りながらチョ・キボム博士と話したことを思い出していました。それはファン・ガプス博士は正常体温36.5度に戻す方法を探し成功していたということ。しかしいつファン博士の記憶が戻るかわからない今、ドンチャンはその時まで待つことはできないと考え、自分で何とか方法を探そうとしているのでした。
翌日、冷凍人間発言をしたマ・ドンチャンは、アメリカのCNNや北朝鮮のニュースで放送され、あっという間に世界的スターになっていました。それを受けて、ミランの親友キョンジャとヨンソンがミランも冷凍人間でしょ?その実験一緒にしたでしょ?とバレてしまいます。
一方、冷凍人間を解凍させた博士ということでチョ・キボム博士がインタビューを受けていました。チョ博士は「冷凍人間の実験中にファン博士が無くなっためマ・ドンチャンPDを解凍させなければならないという使命と責任感のため研究に没頭し、解凍フォーミュラを開発するのに20年かかりました。他に被験者はいません。」と答えます。
あくまでもファン博士を守るために、事実ではないことをインタビューで答えました。するとこの内容が記事になり、イ・ソクドゥ会長の目に止まりました。
「マ・ドンチャンPDを起こしたチョ・キボム博士を殺さねば、イ・ソクドゥを起こしてはならないからな。」とイ・ソクドゥ会長。「あのマ・ドンチャンPDの親は豚カルビの店をやっていると言ってたな?」と何か企むソクドゥ会長。
世界的にホットイシューになったドンチャンの店では、ここぞとばかりに大々的なイベントを行い大繁盛していました。弟のドンシクが自慢のピアノを店頭で演奏し、妹のドンジュは焼酎の瓶で作った飾りをドアに付けています。そんな家族を見て驚くドンチャン。
キャラの濃いドンチャン家族が豚カルビ店のイベントを盛り上げているシーン↓
ドンチャンがニュースに出てから売り上げが3倍になったと喜ぶドンチャン母。ドンチャンは「私が失踪した時、死んだと思わなかったの?」と母に尋ねます。「全然。事故に合って記憶をなくしているのかもしれない、そうなったら大好きな豚カルビを食べに行くかもしれない、そうなれば、この店にもいつか来るだろうと思ってお店始めたのよ。」と母。
冷凍人間プロジェクトのことを隠蔽したテレビ局の人たちに傷ついていたため、やっぱり家族だと安心したのか、感謝の気持ちを伝え母を抱きしめるドンチャン。
一方、ミランの元彼ドンヒョクとミランの親友ヨンソンの息子である「ファン・ジフン」は、ミランとマ・ドンチャンPDが付き合っているのではないかと気になる様子。父のドンヒョクは、昔ミランがマ・ドンチャンPDの「無限実験大国」の実験アルバイトしていたことを思い出し、ミランも冷凍人間ではないかと確信します。
ミランは大学の講義で、後輩男子学生のファン・ジフンとペク・ヨンジュンの2人に再会。ミランはすぐにスマホを取り出し見せると、2人は「おぉ~、ついに脱北しましたね(笑)」と時代遅れの携帯を使っていたミランに冗談を言いました。
そしてファン・ジフンもTBOテレビ局のインターンに応募したと言います。するとペク・ヨンジュンがミランはマ・ドンチャンPDが彼氏なのかと尋ねると、「まさか~!違うわよ。私のタイプじゃないわ。」とミラン。その言葉を聞いて嬉しそうなファン・ジフン。
ニュース出演後からナ・ハヨンを避けていたドンチャンは、待ち伏せしていたハヨンに会い、久しぶりに会話を交わします。「いつまで避けるつもりよ?」とハヨン。
「ひと時愛した女性を最後まで守るつもりだ。もし俺が知らなかったことを知ることになったら…君のイメージを変えたくないんだ。それが君を守る、俺にできる最善の方法だ。今のところは。」とドンチャン。「待っているわ。あなたが私を見てくれるまで。それが私ができる最善の方法よ、今のところは。」とハヨン。
その後ドンチャンは小会議室でミランと待ち合わせ、ミランのインターン社員証を渡します。次の瞬間、ドンチャンはミランの額に手を当て、ミランはドキドキ。ドンチャンは「うん、大丈夫だ。」と言いバイタルウォッチをミランの腕に付けてあげます。
もし33度以上の熱が出たらすぐに解熱剤を注射することを約束し、特注の注射液と注射器を渡します。さらにドンチャンがミランのスマホにGPSをつけて常に居場所を確認していること、心拍数・血圧・体温は2時間ごとにメールすること。
そして「これからは、倒れる時は俺の許可を得てから倒れろよ。」とドンチャン。ミランがなぜか尋ねると、「それでこそ運命共同体じゃないか」と答えます。ミランの人生に責任を感じているドンチャンは、まるで保護者のようにミランを扱うのでした。
大学でミランを待ち伏せていたドンヒョク教授。「私に何か用ですか?」とミラン。「ミラン、僕だよ、お前の初恋ファン・ビョンシム。」と明かすドンヒョク。
「僕たち、もう1度20年前に戻ろう。あの時できなかった恋をしようじゃないか。」「は?おかしいんじゃないの?結婚したんじゃなかったの?」「したさ。でも離婚する。君が現れたんだから。」と言ったビョンシムはミランを無理やり抱きしめます。
そんな20年前と何も変わっていないビョンシムにキレたミランは、ドンヒョク(ビョンシム)を平手打ちしてパンチ!倒れ込むドンヒョク(ビョンシム)をさらに鞄で殴り続け、警察に通報されてしまいまいます。
ミランが警察にいることを知り駆けつけたドンチャンは、「熱が上がるからこんなことするな。俺は悪口を言ったり男を殴る女は大嫌いだ。お願いだからするな。」と言い、ミランになぜ教授を殴ったのか尋ねます。
20年前、浮気したビョンシムをミランが殴った場面を見ていたドンチャンは、あの男が20年経っても再びミランに言い寄ってきたことを聞くと「ミランよくやった」と逆上します。その勢いでドンヒョクの元へ向かったドンチャンは、ドンヒョクと言い争い揉み合いに。
刑事たちが止めに入った所、ドンチャンはドンヒョクに「今度ミランに手を出したらだたじゃ済まないからな!俺はミランの人生に責任があるんだ。」と真剣な眼差しで言い放ちます。その後ミランの手を取って「ご飯食べに行こう」と警察を出ていきます。
2人が冷麺を食べに店へ入ると、冷凍人間だと騒ぐ周りの客たち。冷麺を勢いよくすするミランに「お前、これから男の前で笑うな。可愛いこともするな。」と言うドンチャンに「どういうこと?私が笑うと可愛いってこと?」と嬉しそうなミラン。「勘違いするなよ、あいつの目には可愛く見えるってことだ!」と注意するドンチャン。
バラエティ局のオフィスへ着くと、ドンチャンの向かい側の席に座り社員証を改めて見て微笑むミラン。そんなミランの姿を可愛く思うドンチャンなのでした。
ドンチャンの豚カルビ店にやってきたイ・ソクドゥ会長。ドンチャンの姪が持っていたイルカのぬいぐるみを見て、記憶の一部が思い出されたファン博士は慌てて外へ逃げます。
店を出て行こうとする時に、食事中のイ・ソクドゥにぶつかり謝罪すると、過去の記憶がさらに断面的に思い出され怖くなります。「どうやら私は過去にしては行けない事を犯したような気がする…」と深刻な表情でつぶやく博士。
ドンヒョクが女学生から暴行を受けたことを、息子ジフンからの連絡で聞いたドンヒョク妻のヨンソン。親友のキョンジャと共にテレビ局に来た2人はミランとカフェで会うことに。
ミランは大学でドンヒョクに改名したビョンシムが現れ、またやり直そうなど言われ、無理やり抱きしめられたため殴った事を2人に話します。さらにドンヒョクの奥さん、涙が出るほど可哀そうだわと嘆きます。
それを聞いたドンヒョクの妻であるヨンソンは、ドンヒョクが腹立たしくもありそんな奴の妻である事が恥ずかしくもあり、ミランには本当のことを言い出せず。ヨンソンが席を外した時、キョンジャは、ビョンシムとヨンソンが結婚した事をミランに打ち明けました。その2人が結婚したなんて!!と衝撃を受けるミラン。
その晩帰宅したドンヒョク(ビョンシム)をヨンソンは家から追い出し、ドンヒョクはキョンジャの家へ強引に上がります。殴られても懲りた様子が全くないドンヒョクは、今度はキョンジャに自分とミランが元に戻るよう協力してくれと頼む有様。そんなドンヒョクに呆れすぎて20年一緒にいたヨンソンが理解できなくなりそうなキョンジャ。
一方、ドンチャンは1人でやけ酒をしていたヒョンギ局長に付き合わされることになりました。20年前は後輩であったヒョンギは、ドンチャンが来るや否や「私は人生の先輩だ、今日ぐらい先輩面させてくれ」と酒を飲みながら人生に対して大声で愚痴り始めました。その間ひたすら氷水を飲みながら愚痴に付き合うドンチャン。
すると、居酒屋のテレビに「キャプテン・コリア」と題する討論番組が始まりました。そのキャプテンコリアのキャラクターの顔がドンチャンの顔になっていました。議題は冷凍人間の年齢を、生まれ年の52歳と扱うべか、身体年齢の32歳と扱うべきかでした。
*キャプテン・コリアとは、アメリカ映画「キャプテン・アメリカ」の韓国版としてネーミングされた
討論は過熱し、視聴者オ・マリアさんから意見を聞くことに。「冷凍人間は何歳であるかが重要ではないと思うんです!国家的に支援をしないとでしょう。保険もないのだから。冷凍人間に関する法律を早く作るべきだと思います。」よく聞くとその声はコ・ミランだと気付くドンチャン。
すぐに店の外へ出てミランに「お前は自分が冷凍人間だと宣伝しているのか?」と呆れた様子。するとミランは「私の周りの知るべき人は皆知っているし、永遠に隠すことなんてできないわ。」と答えます。「知るべき人が知るのと、世界中の人間が知るのとは違うんだぞ!」と怒るドンチャン。
後日、報道局では、ドンチャン以外に冷凍人間の女性被験者がいるという情報を得た報道スタッフから、どこよりもこの情報を先に放送するべきではないかと問われたナ・ハヨン。
「他の局も報道することがわかっているのなら、その報道に対する記事を考えるべきではないの?なぜマ・ドンチャンPDがその被験者を保護しているのかは考えてみたの?その全ての情報は決して外へ流してはダメよ。」と厳しく反対しました。
そしてハヨンはドンチャンの所へ行き、「あの子にとりわけ注意するよう言っておいて。同じ職場で働くことがいいのかどうかも再度検討して。」と忠告します。その時、ハヨンの薬指には20年前ドンチャンが贈った指輪がはめられていました。それを見たドンチャンは、「一体それはどんな意味だ?」と指輪について尋ねます。
再びドンチャンの前に座ったハヨンは、改まって「あの時からもう一度始めようと思って。私たちの愛は…まだ終わってないのだから。」と穏やかな表情で告白します。ドンチャンの答えに期待し見つめるハヨン。
そこへ「あのっPD!」と言いながらドアを開けて入ってきたコ・ミラン。真剣な眼差しでハヨンを見つめていたドンチャンを見たミランは…次回へ続きます!
第6話の感想とまとめ
前話でコ・ミランの体温が上がり倒れてしまってから、ドンチャンがミランに対する保護者としての責任感という感情から、さらにミランへ対する恋愛感情も生まれているなと感じました。ちょいちょい笑いあり、胸キュンあり、感動もありの盛りだくさんの内容でした。
もうこの2人がカップルになることはわかっていることなのですが、少しずつ2人が近づいて恋愛が進んでいく過程が、見ている人をキュンキュンさせます。そんな2人に、元恋人だったハヨンとドンヒョクが懲りずにどこまで邪魔をしてくるのかも気になりますね。
そしてミランのことを好きになった大学後輩でドンヒョクの息子であるファン・ジフンは、今後父親とライバルになってしまうのでしょうか?この辺も面白い展開になりそうで楽しみです。
また、冷凍カプセルで今だ冷凍中のイ・ソクドゥ理事は、目を覚ましてはいけない存在だということがわかりましたが、一体どういうことなのか、またファン博士とイ・ソクドゥにはどんな関係があるのか、今後の展開で重要になってくるのではないでしょうか。次回も楽しみです!
「僕を溶かしてくれ」第7話のあらすじはこちら↓
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