チ・チャンウクの復帰作である「僕を溶かしてくれ」。第4話では2019年に慣れるため日常生活をスタートさせた2人だが、20年前に失踪したマ・ドンチャンPDが放送局に現れたというニュースに周囲が驚きます。
ドンチャンの家族も20年前と全く同じ姿であることに疑問持ち始めます。同時に20年前の姿で現れたミランに対し、ミランの親友たちがドンチャンとの関係を疑います。そしてファン・ガプス博士を殺そうとしている本当の人物は一体誰なのか?第5話で明らかになるのでしょうか?早速第5話のあらすじと感想、ネタバレを紹介したいと思います。
「僕を溶かしてくれ」第4話のあらすじはこちら↓
第5話 主な登場人物
冷凍人間として新たな生活をするも、普通の人よりも平熱が低いマ・ドンチャンとコ・ミランはいつも暑そうにしています。また、ファン博士を殺そうとする人たちからファン博士を守り、記憶をもとに戻すことができるのか、第5話に登場する主な人物を紹介します。
- マ・ドンチャン(52歳/TBOバラエティPD)
- コ・ミラン(44歳/大学生/TBOバラエティ局インターン)
- ナ・ハヨン(46歳/ドンチャン元?恋人/報道局長)
- ソン・ヒョンギ(48歳/TBOバラエティ局長)
- キム・ホンソク(61歳/TBOテレビ社長)
- ファン・ガプス博士(68歳/生体研究の権威者)
解離性健忘症で治療中 - チョ・キボム博士(45歳/生態研究博士)
冷凍人間の実験を管理、ファン博士を匿って療養中 - イ・ソクドゥ(大企業ウンソングループの会長)
- ペク・ヨンタク(55歳/刑事/元マ・ドンジュの夫、ドンチャンの義弟)
- ファン・ドンヒョク(44歳/ミランの元彼)
ファン・ビョンシムから改名、大学心理学の教授でミランの親友オ・ヨンソンの夫 - オ・ヨンソン(44歳/ミランの親友)
ファン・ドンヒョクの妻 - ファン・ジフン(20歳/大学生)
ファン・ドンヒョクとオ・ヨンソンの息子 - マ・ドンジュ(50歳/ドンチャン妹)
復学したミランは、果たして2019年の大学生活を満喫することができるのでしょうか?20年年を取った家族や友人たちと以前のように付き合っていけるのか気になりますね。では第5話のあらすじを紹介します。
第5話「31.5度の運命」あらすじ&ネタバレ
マ・ドンチャンは20年前自分が失踪した時に、誰も冷凍人間の実験について話さなかったこと、自分を探そうと捜査に協力しなかったヒョンギやテレビ局関係者の隠蔽事実を知り、ナ・ハヨンのオフィスに入ってきました。
入るや否や「ハヨン、知っていたのに君もそうなのか?他の関係者たちと同じように探さなかったのか?」と問い詰めるドンチャン。するとハヨンは「あなたがそれを聞く資格があるの?いなくなったのはあなたじゃないの!」と当時を思い出し涙が流れます。
「私ができることなんて何があったと思う?いきなりいなくなっておいて私が20年間どうやって生きてきたのか、どれだけ待っていたのか、残された私の気持ちを考えたことはあるの?」と涙を流して訴えるハヨン。
ところが、ドンチャンは「警察で調査ファイルを見て一番驚いたのが、君が冷凍人間について何も話さなかったことだ。少なくとも君は違うと思っていたのに。」
「もうやめよう」と言って出ていくドンチャンに「私が何をしたら、あなたの怒りが納まる?何で私がまだ結婚してないんだと思う?」と涙を流しながら聞くハヨン。
その晩悪夢を見たコ・ミラン。起きてみるとエアコンが壊れて汗だくになっていました。熱い体を冷蔵庫に突っ込み冷やすミラン。その頃ドンチャンも暑くて眠れず冷蔵庫に顔を突っ込んでいました。
後日コ・ミランがテレビ局に就職させてと言ってきたことに対し、社長のホンソクとバラエティ局長ヒョンギ、ドンチャンが話し合っていました。ミランの性格的に説得するのは難しいが、ドンチャンがミランを説得することになりました。
別室でミランとドンチャンは就職の件について話しています。結局ミランはまだ大学を卒業していないということでまずはインターンから始めてみないかということになりました。被害を被ったバラエティPDになってトラウマを克服したいと意気込むミラン。
その後ドンチャンは急に真面目な顔をして、「どこか痛いところはない?体調は大丈夫か?」とミランに尋ねます。ミランは「体が…熱いです。体が熱いと辛いんです。」と答えます。
するとドンチャンは「僕たちは解凍時の正常体温が31.5度だ。それが維持されないと危険になる。博士の記憶が戻ればこの問題は解決できる。博士の記憶が戻るまで気を付けて。」と切実に伝えます。
目が赤くなり悲しい表情になるミランに「すまない」と謝るドンチャン。「PDも気を付けてください。」と気遣うミラン。
一方バラエティ局では急に現れた謎のイケメンPDドンチャンが、1968年生まれだということで「一体あいつは何なんだ?」と噂をしています。
ミランの健康がよくなのではないかと心配するミランの両親。冷凍人間だと事情を知っていたが、知らないで過ごしていたドンチャン家族と会って、一度議論をしてみようじゃないかとミランの父が提案。
翌日出勤するドンチャンは、自分を追ってくる怪しい車に気づき、無理やり追ってきた車を止めさせます。クリーニング店の車に乗っていますが、どう見てもチンピラの2人組。ケンカ腰に話してくる男に年齢を聞くと、ドンチャンが年上だということで、相手は驚き引き返して行きました。そんなことがありドンチャンはファン博士のことが心配になります。
マ・ドンチャンPDにファン博士の居場所を聞き出す作戦が失敗したことを知ったイ・ソクドゥ会長の側近。「むしろファン博士を探すのではなく、イ・ソクドゥ会長、いや、イ・ソクドゥ理事が入っているカプセルを探す方が早いのではないでしょうか?」と言う側近。
「ファン博士を捕まえ殺すも、カプセルを探して博士を出すも、我々がやることは同じことだ。あのPDを捕まえれば何か出てくるだろう。事実はあいつを起こした誰かがいるということだ。」
ファン博士の身の危険を感じたドンチャンは実験室に向かいました。ファン博士は空いたカプセルを見て、ミランが入っていたことを思い出しますが、頭痛が走ります。ドンチャンはチョ・キボム博士と相談し、ファン博士がここにいるのは危険だということで、どこか博士がいるとは考えられない場所へ移動させようということになりました。
その頃ドンチャンの豚カルビ専門店にやってきたミランの両親。ドンチャン家族と話していると、そこに老人になったファン博士を連れたドンチャンが帰ってきました。ファン博士が解離性健忘症で記憶を戻さなければならないことを説明し、ファン博士を昼はドンチャン宅の焼き肉屋で、夜はミランの家で預かることになりました。
一方大学でミランを見かけたファン・ドンヒョク教授。助手にミランのお母さんの名前は「コ・ミラン」なのか聞いてくるように頼んだところ、お母さんではなく本人がコ・ミランだという事実がわかり衝撃を受け倒れてしまいます。
その後ドンヒョクは、大学で倒れてズボンが切れたので持ってきてほしいと妻のヨンソンに連絡。ヨンソンは親友キョンジャと共に、大学に通うミランに会いに行くことになりました。ヨンソンは愛してもいない旦那が、倒れてズボンが破けるなんてみっともないと呆れるばかり。倒れた理由も気になりません。
ところがキョンジャは、ドンヒョクが同じ大学に復学したミランを見たのではないか、ミランはビョンシムを見ても名前も顔も変わったからわからないだろうけど、ビョンシム(ドンヒョク)はミランを見たらすぐにわかるだろうということに気付きます。
その頃、ミランは講義を受ける準備をしてると、隣の席に以前ドンヒョクの講義で声をかけられた男子学生が座っていました。ところが、ミランが紙の教科書にノートを使い、カセットのウォークマンを聞いている様子を見て、レトロオタクだと思わてしまいます。その仲良くなった後輩ファン・ジフンらとベンチで楽しくおしゃべりをするミラン。
そこにドンチャンが現れます。ところがミランが男子学生と楽しそうに話す姿を見て、ドンチャンは嫉妬を感じていたのでした。
その後ドンチャンはミランに新しいスマホを渡し、ミランもついにスマホデビュー。放送局の部屋で待ち合わせている時も、初スマホにテンションが上がりドンチャンにメッセージやアイコンを送りまくるミラン。そんなミランのメッセージを見てほほ笑むドンチャン。
そこに居合わせたナ・ハヨン。ドンチャンは社長との約束で、今晩の9時のニュースにドンチャンが出演し、直接20年前の失踪事件とそのままの姿で現れた理由などを話すことにしていたのです。
ミランの企画案を検討するため待ち合わせの部屋に来たドンチャン。スマホを楽しそうに見ているミランを見つめるドンチャン。スマホの機能についてミランが夢中になって説明していると、いつの間にかドンチャンと急接近してしまいドキドキするミラン。ミランの企画案を見たドンチャンは、企画は不合格だがインターンは合格としてミランはめでたくインターンとして入社することが決まりました。
そして今ファン博士がドンチャンの家にいるから出ようと駐車場へ向かうと、この前ドンチャンを追ってきた男がナイフをドンチャンに突き付けているではありませんか。2人は男らが乗る冷凍トラックに乗せられ拉致されてしまいます。
冷凍トラックに入れられどこかに向かう途中、トラックは止まり男が入ってきます。男が倒れたすきに2人は何とか外に出て助かります。ところが、ド田舎に来てしまいどこかわからず、歩き回る2人。体温が上がってフラフラし出すミラン。ドンチャンは倒れそうになったミランを抱えて、車を捕まえて急いで病院へ運びます。無事解熱剤が打たれ落ち着いた様子のミラン。
ニュースの放送を控えていたドンチャンはスタジオに戻りスタンバイ。ホンソク社長とヒョンギ局長が放送を見守る中いよいよ9時のニュースがオンエアされました。
ナ・ハヨンが20年前に失踪したスターPDマ・ドンチャンの記事について根拠のない噂が独り歩きしている実態に本人が直接答えるということで、マドンチャンがスタジオに来ていると紹介。「皆さんにお伝えしたいことがあるんですよね?」とハヨン。するとドンチャンは「私は…世界初の冷凍人間マ・ドンチャンです。」と話しだし…次回へ続きます。
第5話の感想とまとめ
ミランが2019年に復活してからしばらく1999年の携帯電話を使っていて、早く変えてほしいなと思っていたのですがついに5話でスマホデビューしました。ミランの一つ一つが時代遅れなものだったり言動が古いので、大学の後輩には北朝鮮から来たの?とまで言われてしまいました。
少しずつ現代に適応していくドンチャンとミラン、そして少しずつお互いが特別な存在になってきている2人。これからの恋愛関係への進展が楽しみですね。
そしてミランの元彼で教授のドンヒョク。44歳のおじさんが若いミランを見て驚いたり、後を追ったり、豪快に倒れたりとかなりキャラの濃い役で笑わせてくれます。ドラマで重要なカギを握っているファン博士も、グレーのサラサラヘアが伸びて、まるで後ろ姿は女性のよう。そんな博士は記憶喪失になっている設定なので、突拍子もないことを言ってかなり面白いです。
また第5話では、非公開の冷凍カプセルに入っている人物が「イ・ソクドゥ理事」という事実がわかりました。ところが、イ・ソクドゥ会長と同じ顔!一体どういうことなのでしょうか?気になります。
20年ぶりに失踪時と同じ姿で現れたドンチャンに関する記事が過熱し、ニュースに出演したドンチャンは、この後どのように話を続けるのか?冷凍人間であることを公に公開してしまったドンチャンは、今後どうなっていくのか目が離せませんね。
「僕を溶かしてくれ」第6話のあらすじはこちら↓
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