チ・チャンウクの復帰作のドラマ「僕を溶かしてくれ」。第7話で話題となった雨の中のいわゆる「加湿キス」。いよいよドンチャンとミランの本格的な解凍ロマンスが始まりました!
一方、冷凍カプセルで眠っているイ・ソクドゥについては正体が謎のまま。第8話ではどんなことが明らかになるのでしょうか?さっそく第8話のあらすじと感想、ネタバレを紹介したいと思います。
「僕を溶かしてくれ」第7話のあらすじはこちら↓
第8話 主な登場人物
第8話に登場する主な人物を紹介します。
- マ・ドンチャン(52歳/TBOバラエティPD)
- コ・ミラン(44歳/大学生/TBOバラエティ局インターン)
- ナ・ハヨン(46歳/ドンチャン元彼女/報道局長)
- ソン・ヒョンギ(48歳/TBOバラエティ局長)
- キム・ホンソク(61歳/TBOテレビ社長)
- ファン・ガプス博士(68歳/生体研究の権威者)
解離性健忘症で治療中、現在昼はドンチャン宅、夜はミラン宅で過ごす - チョ・キボム博士(45歳/生態研究博士)
冷凍人間の実験を管理 - イ・ソクドゥ(40歳/60歳/大企業ウンソングループの会長)
冷凍人間を解凍できる人間を殺そうとしている - ペク・ヨンタク(55歳/刑事/マ・ドンジュの前夫)
冷凍人間の2人とファン博士の事情を知っている刑事 - ファン・ドンヒョク(44歳/ミランの元彼)
ファン・ビョンシムから改名、大学心理学の教授でミランの親友オ・ヨンソンの夫 - ファン・ジフン(20歳/大学生)
ファン・ドンヒョクとオ・ヨンソンの息子、ミランと友達以上恋人未満 - パク・キョンジャ(44歳/ミランの親友)
インフルエンサー、ユーチューバー - パク・ユジャ(キョンジャの姉)
1999年に冷凍人間の実験をやるべきかどうか占ってもらい、20年後に大運が訪れ運命の人と出会うことを予言した - ニコライ(55歳/ロシア上院議員)
1984年アメリカで、ファン・ガプス博士の師匠ジョンソン博士を殺害した容疑者
毎回「僕を溶かしてくれ」のミステリーな部分が少しずつ明らかになっていきます。一体どんな結末になるのか、2人の恋はどうなってしまうのか期待したいと思います。
第8話「サムそしてケンカ」あらすじ&ネタバレ
何とか山を抜けて車で帰宅する2人。車中ものすごく気まずい雰囲気に耐え切れず、ドンチャンはラジオを付けます。ところが余計気まずくなり、ラジオを消し…。
ミランは家に到着するなり、逃げるように車を降りて行ってしまいます。ドンチャンはそのままテレビ局へ出勤。ミランはドンチャンに電話し、「キスをしてしまって申し訳ありませんでした。死ぬかと思ってそうしたんです。なのに死ななくて生きてたので…」と何度も謝ります。
ところがドンチャンは、キスをしたことに何で謝罪するのかわけがわからず、「そんなことで謝る必要はないと思うんだけど…その話はまた後でしよう」と困惑。「その話はここで終わらせたいんです。許してくれるんですよね?」とミラン。
戸惑うドンチャンに「PD、ほんと心が狭いんですね。わかりました。処分待ってるので好きにしてください。」と電話を切ったミランに、ドンチャンは理解ができません。
そんなドンチャンは翌日ミランに尋ねました。「だったら、昨日あの状況で俺じゃない他の人だったとしても、キスしたのか?」ミランは迷いながらも「いいえ。他の人だったらしてません。」と答えました。その瞬間、2人の心拍数は少しずつ早くなりバイタルウォッチの体温は31.9度まで上がっていました。
テレビ局にやってきたミランの親友キョンジャとその姉ユジャ。20年ぶりにユジャと再会したミランは喜びます。そして通り過ぎるドンチャンを見るなり、「20年前に言ったわよね?大運が来るって。あの人がミランの運命の人よ。」と言ったので、ミランは混乱し今まで以上にドンチャンが気になり仕方がありません。一方、ドンチャンもキスしてから、気づけばミランのことを考えているのでした。
ミランの元彼で妻のヨンソンと離婚したドンヒョクは、ホテル暮らしがきつくなってきたため、家賃の安い部屋を探していました。すると、偶然にもミランが住んでいる家の屋上の部屋が出ていたので速攻で契約しに行きました。
契約に現れたのはミランの父。まさか、ミランの元彼でまだミランを愛しているとは知らずに、ミランの大学の教授だということで何の疑いもなく契約してしまったのです。
ドンヒョクは契約が済むと、「ブラボ~ありがとうございます!お父様と呼ばせてください。」と言うので、ミランの父は、「ものすごく明朗な性格なんですねぇアハハ…」とひいていました。
ペク刑事から呼び出されたドンチャン。CIAに依頼し得た情報によると、どうやらニコライが去年死亡し、ファン・ガプス博士の車を爆破した容疑者はニコライではないということが告げられ、衝撃を受けます。
ニコライはファン博士の師匠ジョンソン博士を殺害した1984年当時、ファン博士も一緒に殺したという記録をニコライ本人が残していたためです。
ドンチャンが予想していた通り、ニコライではない誰かが、ファン博士とチョ博士を殺そうとしているということが明らかになったのです。
その晩、ドンチャンはTBO社長のキム・ホンソクの誘いで、TBOテレビ前社長の国会議員と強制的に会食をすることになり、料亭の個室にやってきました。しばらくすると、ウンソングループ会長イ・ソクドゥが現れました。
初めて会ったイ・ソクドゥを見て、ドンチャンは冷凍カプセルにいた男性とものすごく似ていることに気づき驚愕します。
チョ・キボム博士のいる冷凍人間実験室に来たドンチャンは、なぜ解熱注射は1日に1回しか打てないのかを尋ねます。
チョ博士は「2人を解凍した解熱試薬は、ある時点から耐性が生まれ、最終的には効果が無くなります。よって、体温を36.5度に戻さなければならない。」と、体温を上げてはならないことをもう一度忠告しました。もしかしたら、死ぬかもしれないということを知ったドンチャンは深刻な表情になりました。
報道局に「チョ・キボム博士の車を爆破した犯人を知っている」という電話がかかってきました。その電話は中年女性の声でした。ナ・ハヨンがすぐに会いたいと言うと、その女性はマ・ドンチャンPDと一緒に会わせてほしいという条件を付けてきました。
ドンチャンは、ハヨンに「ウンソングループのイ・ソクドゥ会長」について非公式の情報を調べてほしいとお願いしました。ドンチャンの頼みにハヨンは理由がわからなくてもすぐに引き受けました。
次の日、ドンチャンは番組の撮影地であるポチョンの視察に一人で向かいました。そのことを知ったハヨンも、報道の取材という口実でポチョンへ向かいました。ホテルに到着したハヨンは、ドンチャンに電話をし、「私あなたと同じホテルにいるわ、取材できたの、807号室よ。」と控えめに伝え、その晩ドンチャンが部屋にやってくることを期待しながら待っていました。
ドンチャンと涙のキス!という劇的な再会を想像していたハヨン。ところがドンチャンはハヨンの部屋に現れず、ハヨンは一人寂しくベットで泣きながら朝を迎えたのでした。
一方、2019年の若者のトレンドを調べにホンデを取材するよう頼まれたミランは、後輩のファン・ジフンとホンデでデートすることになりました。1日中楽しくデートを楽しんでいると、ジフンが「これがサムに乗った(友達以上恋人未満の状態)ってことですよ。」と嬉しそうに言いました。
コ・ミランとファン・ジフンのホンデデート↓
翌日出勤したミランは、ヒップホップなファッションで現れ「2019年のトレンドを全て習得してきたわ」と得意げにドンチャンに言います。ところが、その直後ミランは親友のキョンジャを装った「振り込め詐欺」に合ってしまい、80万₩(約7万5千円)を失ってしまいます。
もう2019年に適応していると思っていたのに、いとも簡単に詐欺に合うなんて…あまりにも悔しくなったミランは、一人でやけ酒までし酔ってしまいました。その頃、バイタルウォッチの警告でミランの体温が危険だと知ったドンチャンは、急いでミランを探しに行きます。
幸い解熱剤を打ってからお酒を飲んでいたミランは、その後一人で起きて店の前に座り込んでいました。ドンチャンがやってくると、ミランは涙を流していました。胸が苦しくなったドンチャンは一体何があったんだと怒ります。
そんなドンチャンにミランは「PD、もう私のことなんて気にしないでください。」と立ち上げりどこかへ行こうとします。するとドンチャンは「お前、ふざけんな!そんなふざけるんだったら…もう好きになるぞ。」と真剣な眼差しで言います。
その瞬間、2人のバイタルウォッチがピピピピピピッーっと警告音を鳴らし始めていました。次回へ続きます!
第8話の感想とまとめ
「僕を溶かしてくれ」第8話のあらすじとネタバレを紹介しましたが、いかがでしたか?韓国語の「サムに乗る(썸타다)」は「友達以上恋人未満の状態」を表す新造語。韓国で恋愛をする時は、サムに乗ったとか乗らないとか、また乗った人のことをサム女、サム男とか言ったりします。
第8話ではドンチャンとミランがまさにその状況でしたね。そして後輩のジフンとも若者の街ホンデでデートをし、2人はサムに乗りました。そんな恋愛事情の模様をあらわす言葉、「サムに乗る(썸타다)」はとても便利な言葉です!
ミランが2019年に馴染んできて、回を重ねる度に以前よりも可愛くなったなと思いました。ホンデで最新のトレンドを吸収したせいか、後半は最近の女子感が出てました。また、後輩のファン・ジフンもさわやかで素敵です。韓国では大学生カップルのことを「CC(キャンパス・カップル)」と言いますが、2人がデートするシーンはまさにさわやかなCCのようでした。
そしてミランの元彼で教授のドンヒョクが、ミランの知らないうちに自宅の屋上に勝手に引っ越してしまいました。本当に懲りないですよね。今後どうなってしまうのかとても心配です。
また、第8話ではニコライは死んでいたという衝撃の事実がわかりました。やはり爆破事件はイ・ソクドゥと関係があるのは間違いなさそうですが、なぜイ・ソクドゥは冷凍されていて、生きているイ・ソクドゥも存在しているのか、まだ謎ですね。次回このミステリーが明らかになることを期待したいと思います。
「僕を溶かしてくれ」第9話のあらすじはこちら↓
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