「僕を溶かしてくれ」最終回あらすじ感想ネタバレ-チチャンウクドラマ

ミランがテリーに刺され、手術ができずやむを得ず再び冷凍カプセルへ。悲しみに包まれるドンチャン、ミラン家族と周囲。ミランを解凍と同時に36.5度の体温に戻す薬の開発に没頭するファン博士たち。

それから3年後。ミランをついに起こす日がやってきましたが…そう簡単には物事は上手く運ばれず。果たしてミランは無事解凍され手術を乗り越えられるのでしょうか?2人の解凍ロマンスの行方は?最終回のあらすじと感想、ネタバレを紹介します!

「僕を溶かしてくれ」第15話のあらすじはこちら↓

「僕を溶かしてくれ」第15話あらすじ感想ネタバレ-チチャンウクドラマ
苦しみながらも徐々に体温が上がり、冷凍人間を卒業したマ・ドンチャン。まだ試薬を打っていないミランは相変わらず31.5度の冷たい女。ところが撮影の準備中に事件が!病院へ運ばれるミラン。果たしてミランの運命は?第15話のあらすじと感想、ネタバレを紹介!


最終回 主な登場人物

「僕を溶かしてくれ」最終回で登場する主な人物を紹介します。

  • マ・ドンチャン(52歳/TBOバラエティPD)
  • コ・ミラン(44歳/大学生/TBOバラエティ局インターン)
  • ナ・ハヨン(46歳/ドンチャン元彼女/報道局長)
  • ソン・ヒョンギ(48歳/TBOバラエティ局長)
  • キム・ホンソク(61歳/TBOテレビ社長)
  • ファン・ガプス博士(68歳/生体研究の権威者)
  • チョ・キボム博士(45歳/生体研究博士)
  • ファン・ジフン(20歳/大学生/TBOバラエティ局インターン)
  • ペク・ヨンタク(55歳/刑事/元マ・ドンジュの夫)

ミランが再び冷凍カプセルに入ってしまい、その後ドンチャンや家族たちはどうしたのでしょうか。新しい薬は開発されミランが無事回復するのか、いよいよ最終回のあらすじとネタバレを紹介したいと思います。

最終回「私を溶かして」あらすじ&ネタバレ

再び冷凍カプセルに入ってしまったコ・ミラン。悲しみに包まれる周囲の人たち。ドンチャンは起きる気力もないくらい沈んでいました。そこになんと「甲(ミラン)」から電話がかかってきました。びっくりして出ると、ミランの弟コ・ナムテでした。

名前が「私の恋人」とあったからドンチャンだと思って電話したと言います。実は前日話していた時にミランが、やっぱりどう考えてもPDは「乙(ドンチャン)」じゃないと言って「乙」から「私の恋人」へこっそり名前を変更していたのです。そう気づいたドンチャンは涙が溢れます。

その後ナムテやミランの両親のことを想ったドンチャンは、しばらく家を出てミランの家族と暮らすことを決意しました。そんなドンチャンを、ミランの母は優しく迎え入れてくれました。いなくなったミランを想う家族の苦しみを一緒に埋めようと考えたのかもしれませんね。

ワシントンへ出発するナ・ハヨンは、テリー・キムだけは絶対に捕まえるよう部下に託しました。

その頃カフェで話していたヨンソンとキョンジャ。ドンヒョクからの電話に出ると、どうやら教授をクビになったようで、そんなドンヒョクをヨンソンはもう助けないと言って見放しました。

テレビ局に出勤したドンチャンは、ミランのことをずっと考え何も手に付かず。そんなドンチャンを見たジフンが、「PDが元気じゃないと彼女を守れないですよ。」とサンドイッチとコーヒーを置きました。ジフンは「ミラン、必ず乗り越えて奇跡的に目を覚ますと思いますよ。」とドンチャンを元気づけました。

そしてペク刑事の元に、テリー・キムを見つけたという連絡が入ります。急いで現場へ駆けつけるペク刑事。その後映像はありませんでしたが、おそらくこの時にテリーは捕まったであろうと思います。

今までミラン宅でナムテと一緒の部屋で暮らしていたファン・ガプス博士は、研究に没頭するため研究室の近くに寝泊まりすることになりました。するとナムテが寂しがりますが週末は一緒に過ごすということで気を取り直し食事をするミラン家。ドンチャンはミランの家ではあえて泣いたり悲しい顔を見せないように振舞っていました。

ミランのエッセイを読むドンチャン 引用元:tvN

その後ミランの部屋に入ったドンチャン。ミランのエッセイが載った本を取りました。

引用元:tvN

44歳で初恋に落ちた私は今31.5度の冷たい女です。この広い宇宙に…私が愛する人はたった1人です。私たちが出会い愛するようになったのは…太陽が東側から上り、月が西から上るのと同じようにとても自然なことでした。20年前から全宇宙の星たちが、私たちを愛し合わせるために動いたかのようです。私たちが一緒に冷凍人間になったのが運命の始まりでした。

だから私は、20年前の私の決断に後悔していません。もちろん31.5度の生活は辛いし、面倒でもあるけれど、それでも私は今がいいです。どんなに辛くてもこの人と一緒にいる今この瞬間が奇跡のようです。この人に出会ってから、人生の本当の意味を知るようになったのですから。

私がこの人を愛するのは、私がこの世に生まれた理由であり、私の人生の完成であると感じるほど、この人が好きです。私の世界全てになったこの人。私はこの人と愛し合えるなら…そうなら、私は死んでもいいです。

それからドンチャンは毎日日記を書き続け、研究室にも通いました。ファン博士らも研究を一生懸命進めていました。

そして時は流れ3年後。ドンチャンはすっかりミラン家族とも本当の家族のように過ごしていました。

 

一方、ファン・ドンヒョクは「催眠心理センター」を開業し、患者に催眠をかけていましたがヤボなんじゃないか?と文句を言われていました。その頃カフェでは、ヒョンギと結婚したキョンジャが、ヒョンギが一発逆転することしか考えないなど愚痴りため息をつきます。ヨンソンは、明日ジフンが除隊する日だと楽しみにしていました。

TBOテレビ局社長を解任されたホンソク。そしてもう局長ではないヒョンギ。バラエティチームでは、ドンチャンを筆頭に企画会議が行われていましたが…冴えない企画にダメ出しばかり。

そしてコ・ナムテはパン職人として立派に働いています。ナムテに会いにファン博士がやってきて、ナムテが作ったパンを食べると、今まで食べたパンの中で1番美味しい!と絶賛してくれました。

しかしナムテが「お姉ちゃんに会いたい、胸がまた痛いんだ」と伝えると、博士は「今薬は完成してイルカで臨床実験をしているからもう少しだ」と励ましました。

ドンチャンの妹マ・ドンジュはペク刑事と食事をしました。ドンジュはドンチャンが兄だけど、何でもしてあげたくなる末っ子のようだと言います。ドンチャンは兄だけど年を十分取っていないのがわかるわ、年はただ取るものじゃないの、人生は年を取った分オーラが出るのよと語っていました。

ハヨンが3年ぶりにアメリカから自宅に戻ると、偶然にもチョ・キボム博士と再会。チョ博士は2か月前に同じマンションに引っ越して来たと言います。ハヨンの事情を聴き、通りでニュースキャスターが変わったと思っていたと話しました。

そしてハヨンは、「ミランさんのことを1日も祈らなかったことはないわ、必ず健康になってまた戻ってくるまでどうか助けて下さい。」とチョ博士にお願いしました。チョ博士は、「今色々な臨床試験を行っている段階で、全力を尽くします、心配しないでください。」と答えました。

除隊しテレビ局に現れたジフンはドンチャンに挨拶をし抱擁しました。そしてミランはどうか尋ねると、ドンチャンは「あぁ、変わりはない、俺は1日1日年を取っていくのに、あいつはずっとそのまま…不安だな。」と言うと、ジフンは「どんなに月日が経っても、先輩がおじいちゃんになってもミランの気持ちは変わらないですよ。」と励ましました。

食事をするドンチャン家族。最近生涯教育で詩を習っている母は、「神が私たちに公平に分けてくださったものは1日という時間よ。私たち家族、残った時間を幸せに暮らさないとね。そしてミランを早く起こしてくださいと祈りましょう。」と言い皆祈りました。

ドンチャンの弟ドンシクは、今大学院の論文を書いているようで、作曲も始めたと以前より生き生きしています。そして弟家族は別の住居へ引っ越すことになり、義妹がドンチャンはいつこの家に戻ってくるのか聞くと、「結婚して戻ってこないとでしょ。そのために大きい家も買ったんだし。」と言い聞かせるように答えました。

そして研究室に行ったドンチャン。今日最後の臨床試験をし成功したら、すぐにミランに投薬することが伝えられました。ところが、「まだ危険要素が多いです。正常体温へ戻す薬を解凍後すぐに投薬するのは、体力的に耐えられるかどうか苦しいかもしれない。しかもミランさんはすぐに手術までしなければならない状況ですから。」とファン博士が話しました。

テレビ局でハヨンと再会したドンチャン。「復帰おめでとう。」とドンチャン。ハヨンは「これまで6人の冷凍人間が起きたって聞いていたわ。次はミランさんの番よ。どれだけ辛いかわかる。ミランさん、必ず乗り越えられるわ。」と言って去って行きました。

翌日、ドンチャンはファン博士から臨床実験成功の知らせを聞き、すぐさまミランの両親に知らせに行きました。いよいよミランを覚ます時が来たことに期待を寄せますが、手術をしなければならないということが気がかりで、まだ油断はできないがもうすぐだということに希望を持ちました。

その後研究室に集まる博士たち、ドンチャン、ミランの両親。ミランを起こす過程とどのように投薬と手術が進められるのか説明を受けました。

そしていよいよミランを起こし手術が開始されます!解凍後、体温を平熱に戻し、手術が行われ無事終わりました。ところが、ミランは麻酔から目を覚まさずにいたのでした。翌日ミランの指が動いたと看護師から連絡を受け、ドクターたちが急いで集中治療室に向かいます。

出てきた医者にドンチャンは、ミランを見ることはできないかと聞きましたが、感染の危険があるためまだ入れないと告げられます。

その後家に帰ると、ナムテがミランの携帯を持っているようにと預けました。ドンチャンはナムテに「心配するな。」と言いますが、「お姉ちゃん、もう起きるから頑張ってね。」と逆に励まされました。

ふと携帯の画面を開くと、「ラブダイアリー」というカレンダーが目に入りました。開いて見ると、ドンチャンとミランがこれまでにしてきた一つ一つの思い出が記入してあり、その1つ1つを思い出しながら見ていくと、「PDのお母さん誕生日」もちゃんと記録してありました。(たぶんドンチャンは教えていなかったのにミランはしっかり調べていた)それを見た瞬間、ドンチャンは涙が込み上げ号泣するのでした。

集中治療室から慌てて出てきたドクター、「体温が下がっている、35.4度です。危険です、ファン博士を呼んでください。」とドンチャンに伝えました。そして再びファン博士が体温を戻す薬を投与しました。

なかなか起きないミラン。ドンチャンがまだ若いのにミランのせいで人生を無駄にしてほしくないと考えたミランの母は、無理やりドンチャンの荷物をまとめ家から追い出そうとします。ところが、ドンチャンは「何でですか、追い出そうとしないでください。怒りますよ。お腹空きました。後でまた病院行くからご飯作ってください。」と涙を流すミラン両親に言いました。

もどかしく心配でどうしようもないドンチャン。いつの間にかベットで疲れて眠っていると、「PD、私体温上がりました。私、もう大丈夫だと思う。もう少し頑張ってね。」とミランの声が聞こえました。驚いたドンチャンは、すぐに博士に知らせ病院へ向かいます。

すると、ミランの体温が36.5度になっていました。まだ目を覚ましていませんが、これから回復できるだろうとドクターが喜びをドンチャンに伝えました。

ミランが起きた! 引用元:tvN

それからしばらく経ったある日、ドンチャンは済州島に仕事で行っていました。その時家にいたミランの母に病院から、ついにミランが目を覚ましたと連絡が来たのです!済州島で連絡を受けたドンチャンは、すぐにソウルに戻り病院へ向かいました。

そして感動のミランとの再会のシーンです↓

雪が舞う夜空の下で、ベンチに座ってミランが待っていました。

「相変わらずかっこいい、マ・ドンチャン。」と涙を流すミラン。「本当に、本当に会いたかった。」とドンチャン。「私寒いです。私を溶かして…」とミランが言うと、ドンチャンが優しくミランをコートの中に包んで抱きしめました。

しかし、普通の生活に戻った2人。テレビ局でPDたちを叱るドンチャン局長。ミランはTBOテレビ局の正社員として入社していました。ところがさっきドンチャンに叱られたミランは、悲しかったと素直に伝えると、ドンチャンはすまない表情をしましたが、仕事場では公私区別をつけないとと言い聞かせました。

ミランは「私、何か変化が必要だと思うんです。」と言うと、ドンチャンは「そうだな、まだ23年目の24歳だからな。」と言い2人は念願の熱いコーヒーを一緒に飲みました。

まだ結婚しない!? 引用元:tvN

その晩、ミランはドンチャン家族の家にやってきました。ドンチャンの母に、結婚はしないのか聞かれると、ミランは「私まだ24歳なので…結婚はまだしません」そして「実は海外研修に行こうと思ってるんです。」と言うとドンチャンは「は?何?」と驚きます。

「じゃあ俺はどうするの?俺は何なの?君がカプセルに入っていた3年、俺のことは考えないのか?はぁ~男が軍隊に行く女の心を初めて理解したよ。でも最近は、1年6か月じゃないか軍隊生活が。3年だから2倍じゃないか!そんな俺の前で海外研修行くだと?」とドンチャンが嘆きます。

すまなそうな顔をするミランですが「冗談じゃないですよ。私、しっかり勉強していいPDになります!私、見解を広める必要があると思うんです。いつも狭い所ばかりにいたから。機会があったら、海外研修後は大学院も行きたいし…そうなると5年?かかるかも…」と話します。

「あぁー君は本当に利己的だ!自分のことだけ考えるのか?おい、5年後は40だぞ、いや60だぞ!」と年齢を告げられると深刻な顔になるミラン。するとドンチャン母が「一応夏までに結婚して、子どもを産んで、子どもはドンジュに育ててもらって2人一緒に海外研修行ったら?」と提案します。

そんな理不尽な提案にドンジュが猛反対。ここはとりあえずご飯を食べて決めようとドンチャンが言いますが、義妹が「お兄さんは結婚したいみたいですね」と言うとドンチャンが「するからなっ!結婚したいです…」としょんぼりしていました。

ミランの家に帰る時、ドンチャンはミランを待つ3年間に書いた日記を渡し、今まで何があったのか知りたいだろうからと言って読むように渡しました。

ドンチャンの日記を読むミラン 引用元:tvN

その晩日記を読み、涙が止まらないミラン。カプセルに入っていた3年間、ドンチャンがどんな思いでミランを待っていたのか、そしてどれだけミランを想って愛しているのかがわかりました。

翌日ドンチャンとミランは湖畔を散歩しながら、これからのことについて話していました。ドンチャンはミランにこれからは好きなことをして生きろと言います。しかし、昨日日記を読んで、もうドンチャンと離れて暮らしたくないと誓ったミランは海外に行かないと考えが変わりました。

するとその時ドンチャンの姪から「おじちゃん、何をそんなに複雑に考えてるの?ただ2人一緒に行って、ユーチューブしなよ~~」とメッセージが来ました。それを見たドンチャンは、「解決方法があるかもしれない!」と笑顔になりました。

その後、2人はTBOテレビ局を退社。そしてユーチューブチャンネル「きらびやかな旅行記(チャンランな旅行記:チャンランのチャンはドンチャン、ランはミランを意味し、チャンランはきらびやかなという意味2つをかけた言葉)」という冷凍人間の2人が世界をきらびやかに旅行する旅行記チャンネルを作りました。

「皆さん、今を熱く楽しみながら生きてください。今そばにいる人たちと時間と空間を送れるのがどれだけ幸せなことか感じながらです。それでは今までありがとうございました。バイバイ~~」という2人のチャンネル動画が流れました。

そうして冷凍人間のマ・ドンチャンとコ・ミランは幸せに暮らしましたとさ。と姪の可愛いアナウンスで終了しました。

最終回 まとめと感想

「僕を溶かしてくれ」最終回のあらすじと感想、ネタバレを紹介しましたがいかがでしたか?前半は涙を誘うシーンばかりで、ドンチャンは一体どれほど泣いたのか、ハッピーエンドとわかってはいても、どうか無事ミランが目を覚ますようにと願ってしまいました。

ドラマ中でキョンジャが言ってた通り、確かにミランとドンチャンの恋は、多少ミランへのすまない気持ちと責任感から始まったと言っていましたが、よく考えると、ミランの20年+3年の責任は重すぎます!

それにしても、本当にミランが生きて目を覚まして良かったです。感動の雪が降る中での再会シーンはとてもロマンティックで素敵でした。ミランのドレスも寒そうでしたが綺麗でしたね。以前冷凍カプセルに入ったシーンで「2021年12月21日」とありましたが、これはミランが目を覚ました日だったんですね。

そしてこれからはミランとドンチャンは離れず、世界中を共に旅しながらユーチューバーやるっていいですね!多くの人がそんな生活してみたいと思っているのでは?最後はほっこり終わって良かったです。

ドラマ全体の感想としては、ロマンスと言うよりかはミステリーな部分が少し多かったかなと感じました。それは冷凍人間でスキンシップに限りがある中で、ロマンスはやはり難しかったのか、思いのほかキスシーンは少なめだなと思いました。

しかし冷凍人間というまだ現実的ではない題材を、上手く現実に落とし込んでリアルに表現していたところが面白かった作品だなとも感じました。

また、最後の最後まで油断できないストーリー展開にドキドキし、ちょいちょい入るコメディに癒されたりもしました。冷凍人間という今までにない役を上手くこなしたチ・チャンウク。そして見れば見るほど癖になるウォン・ジナ。2人の活躍をこれからも応援したいと思います。

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