「ザ・キング:永遠の君主」第6話では、しばらく日常生活を送りながらゴンのことを待っていたテウル。そして突然姿を現したゴンを見て、テウルはそれまで会いたかった思いが募り抱きつきました。感動的でしたね。
前回リムが生きていると確信したゴンは、その後どうテウルを危険から守って行くでしょうか?シンジェを狙うリムの行動も目が離せませんね。ついに謎の女ルナが登場!さっそく第7話のあらすじ感想ネタバレを動画付きで紹介します!
こちらの記事もおすすめ↓
第7話の主な登場人物
「ザ・キング:永遠の君主」第7話に登場する主な人物と現在の状況を簡単に説明します。
- イ・ゴン(33歳/大韓帝国第3代皇帝)
テウルに持っていたIDカードを渡し戦争へ。プヨン君にイ・リムの遺体検案書の真実を聞き、イ・リムが生きていることと確信。 - チョン・テウル(30歳/大韓民国ソウル警察庁強力3班警部補)
大韓帝国から帰りゴンが来るのを待っている。イ・サンド殺人事件に大韓帝国が関わっていることを発見した。 - ルナ(30歳/犯罪者)
大韓帝国のテウルと同じ顔の人物。複数の犯罪の罪で追われている。 - カン・シンジェ(33歳/強力3班刑事)
昔裕福だったが中学生の時に父が横領、家は破産、その後悪夢を見る日々を送る。大韓帝国皇室のロゴマークに見覚えがある。給料差し押さえのため宿直室で寝泊まりしている。 - チョ・ヨン(29才/大韓帝国皇室近衛隊隊長)
ゴンが唯一信頼のおける「無敵の剣」、真面目で頭は文系で一人っ子。 - チョ・ウンソプ(29才/大学休学中、社会服務要員)
大韓帝国のチョ・ヨンと瓜二つだが、性格は愛嬌があって冗談好きで釜山弁。双子の妹と弟ウンビ・カビがいる。 - ク・ソリョン(38歳/大韓帝国総理)
史上最年少の女性総理。皇室を自分の盾にすることが狙い。テウルが気になり調査中。 - イ・リム(69歳・顔は40代後半/大韓帝国クム親王)
萬波息笛を使い並行世界を行き来しながら、悪魔の天罰を下している模様。甥のゴンも2つの世界を知り行き来していることに気づいている。 - ノ・オクナム(80代前半/正5品提調尚宮)
幼くして両親を亡くしたイ・ゴンの親代わりとして、皇帝に小言も言える信頼されている尚宮。 - イ・ジョンイン/プヨン君(70代半ば/皇位序列2位、ゴンの従伯父、医学教授)
8歳で孤児となったゴンを父親のように見守っている。ゴンにイ・リムの遺体の真実を暴露した。 - ミョン・スンア(29歳/大韓帝国 皇室広報室勤務)
皇室の広報室に勤務。 - ミョン・ナリ(29歳/ビル、カフェのオーナー)
テウルの高校の後輩。とにかく金持ちで毒舌。家族はカナダへ移住している。 - チャン・ミカエル(27歳/強力3班の新入り)
見た目はチンピラで厳ついが、「チャンミ」という愛称で親しまれている末っ子刑事。
しばらくぶりに大韓民国に来たゴン。今回はどんな展開が待っているのでしょうか?このドラマに出てくる様々な謎に迫りながら、あらすじとネタバレを紹介します!
Netflixで「ザ・キング永遠の君主」が韓国とほぼ同時配信中!日本語字幕付きで見る↓
第7話のあらすじ&ネタバレ
ノ尚宮とプヨン君は、謀反の翌年の24年前、イ・リムの散骨をした場所を訪れていた。逆賊イ・リムを葬るには贅沢な場所だと美しい景色を眺めながら、重たい表情で話していた。
プヨン君は「時々気になるんです、あの死体は何だったのか…。」と話すと、「あの時射殺と偽ったことが引っかかるんですか?あの時は皇室を守る方法はそれしかありませんでした。」とノ尚宮。
するとプヨン君は「人生というのは自分の思いとは別方向に進むこともある。こんな重大な秘密を知るものが生きていてはまずいんだがな。」とノ尚宮に冗談を言い高々と笑った。
そんなプヨン君を見てノ尚宮は陛下と何を話したのか尋ねた。そしてプヨン君は「あの死体は自殺でも射殺でもなかった。あれはクム親王ではなかったのだ。イ・リムはどこかで生きている。」と真実を話すと、ノ尚宮は驚愕した。
昌信洞(チャンシンドン)の殺人事件
大韓民国ソウル。テウルとシンジェは昇給試験を受けた後、チーム長から昌信洞(チャンシンドン)で殺人事件が起きたためすぐ来るよう連絡がきた。
現場へ到着すると、新入りのチャンミが死体を見て気持ち悪くなったのか吐いていた。被害者は26歳の女性「ハ・ウンミ」で第一発見者はルームメイトの女性「チャン・ヨンジ」、凶器は包丁。
テウルはルームメイトのチャン・ヨンジを署に連れ話を聞いた。彼女は亡くなった被害者の彼氏が家に来る時は、近所のコンビニで1時間くらい過ごしていた。殺害当時もコンビニでオーディションの台本を読んでいて、戻ったら殺害されていたということだった。
被害者の彼氏は「パク・ジョング」という28歳の男子学生。彼のSNSによって警察は住所を断定し行方を追ったが、事件発生後帰宅していなかった。そしてシンジェは、テウルはルームメイト「チャン・ヨンジ」のアリバイが成立することを確認し、国科捜へ向かった。
そのシンジェの様子をイ・リムの側近(大韓民国のユ・ギョンム)が見張っていた。彼は新聞を見ていたが、その一面には「HGグループ パク・ムンヘン会長、継承手続きへ」と見出しが出ていた。
強力3チームは、チャン・ヨンジも容疑者として追いつつ、被害者の彼氏パク・ジョングを指名手配し逮捕するため、張り込み捜査をすることになった。テウルたちは大きなため息をついた。
その後、テウルとシンジェは、高麗人参のスティックエキスを飲みながら、車内で張り込みした。ふとシンジェが「俺が道場に入会した時に館長に貰った1万ウォン(約870円)、何に使ったんだ?」と聞いた。
テウルは「あぁ~サンス(二重手術)しようと思って貯金したわ。」と言うと「それで?」とあっさり返すシンジェに、テウルは「え?わかんない?お金がたまってたらここに二重があるはずでしょ?でもないじゃない。今からでもする?」と瞼を見せて言った。
*サンカップル(二重)+ススル(手術)=サンカップルススル→サンス
テウルとシンジェ車内で張り込み、気まずいのはシンジェだけ?↓
シンジェは「カネの無駄だ。」ともっと何か言いたそうだったが答えた。そのお金で串餅買って食べたというテウルは、あの頃を思い出し「あの時の私すごく可愛かったと思わない?いつも笑顔で、純粋で可憐で知的で。」と語った。そんなテウルにシンジェは「昼間から酔ってるのか?」とバカにした。
ゴンがヨンを連れ大韓民国へ
大韓帝国では、ノ尚宮が自分の部屋に侵入しテウルのIDカードを盗んた犯人を捜していた。広報室のミョン・スンアが調査した結果、総理室のキム秘書と周期的に会っていた「ユ女官」が外部に陛下の情報を漏らしていた事実が発覚した。
ただユ女官は何も盗んでないとのことだったが、ユ女官はその場で解雇された。
*スンアが見つけたSNSの写真にはク総理のキム秘書が。前話でキム秘書が皇室で働く人を1人買収したと言っていましたがその人のようですね。
スケジュールを終えたゴンは厩舎に向かいマキシムスに乗り竹林へ向かった。しかし、幢竿(とうかん)支柱が現れる場所に来ると、ヨンが馬に乗って待ち構えていた。ゴンが無断外出するのを阻止するためだった。
「陛下、騙されています。彼女はチョン・テウルではなくルナという犯罪者です。数えきれないほどの犯罪を犯している女です。」と言うヨンに「いや、そんなはずはない。つまり、大韓帝国にチョン・テウルと同じ顔の女がいるってことだな?」と答えるゴンにヨンは呆れ返った。
「それでも行くというなら、私を斬るなり連れて行くなりしてください。」とヨンはゴンが行くのを拒んだ。するとヨンにソクホピルからメールが来て、「こちらは心配せずに、有休楽しんでください。」とメッセージが来た。
ゴンは大韓民国にヨンを連れて行くため、予めソクホピルに長期休暇を取ると伝えていたのだった。「あの庭に馬2頭はどう考えても無理だから馬は置いていく。いくら説明しても信じないだろうから、一緒に連れて行くことにした。直接確認してもらおうと。」とゴンは言った。
「何を確認しろと?」と困惑するヨンに「1と0の間。それとチョン・テウルが犯罪者でないということも。その後でチョ・テウルと同じ顔の女を捜す。」とゴンは説明した。
そして竹林に幢竿支柱が現れると、ヨンは愕然とし息を飲んだ。驚きを隠せないヨンに「これから、別の世界に行く。」とゴンが言った。
*どうやらイ・リムの仲間が、厩舎で馬の世話をする職員にいるようですね。彼はゴンが皇室を出たか帰って来たかをイ・リムに知らせているのではないかと思われます。
huluで見放題!
宇宙の法則!?ドッペルゲンガー
張り込み捜査を終え帰って来たテウルがカフェに行くと、ナリが髪を短く切り大韓帝国の「ミョン・スンア」と全く同じ姿であったことに驚いた。
「この時期になると、いつも髪を切りたくなるの。ロングヘアの方が似合うんだけどね。それはそうと、最近他のカフェに行ってるの?」とナリが言った。自分がいなくなったことに気づいてくれたナリに嬉しくなったテウル。
テウルは「父さんよりあんたがマシね。父さんは私が外泊したの気づかなかったんだから。」とナリに言うと、「外泊じゃなくて張り込みでしょ?」と突っ込むナリ。そんなナリにテウルは「本当にある男の家に泊ったの。それも豪邸。」と返したが、ナリは冗談だと思っている様子。
チョコラテを飲んだテウルは「突然だけど、この世に別の世界があったとして、そこに自分とそっくりな人がいたとして、もしあんたがその人に会ったらどうする?」と尋ねてみた。ナリは「ドッペルゲンガーのこと?もちろん殺さないとでしょ。」と冷酷な答えが返ってきた。
どちらかが死ぬ?世界の均衡を保たないと!ナリの悟り↓
警察の前で何てことを言うんだと怒るテウルに「ドッペルゲンガーは元々2人のうち1人が死ぬの。それが宇宙の法則よ。」ときっぱり答えたナリ。テウルは衝撃的な答えにショックのようだった。
続けてナリは「同じものが2つあると、世界が混乱するでしょ。この通りにはカフェや道場は1つあればいいし十分だわ。NASAが宇宙人の存在を隠すのは、世界が2つあると一方がもう一方を滅ぼすから。それが私たちだったらダメでしょ。」と説明した。
それを聞いてテウルは遠くを眺めた。自分の知っている同じ人物のどちらかが、いずれ無くなる運命なのかもしれないと思うと、テウルは2つの世界を知っているから、そんな宇宙の法則に悲しく思っている様子だった。
イ・リムが企む計画とは?
イ・リムは大韓民国のアトリエで、丹青(ダンチョン)に使う色を作っていた。そこへ大韓民国の大企業HGグループの会長「パク・ムンヘン会長」と息子が訪れた。会長はリムを見るなり「クム親王様。」とひざまずくと、息子が「父と同じ顔してやめてくれよ!」と怒鳴った。
「どうする気だよ、継承手続きももう終わるのに、この馬鹿がもたついて…」と息子が話している途中に、イ・リム以外が止まった。
時間の止まったリムは落ち着いて呟いた。「また皇宮を出たな。なぜ頻繁に皇宮を空けるのだ。」と。同時刻、大韓帝国のク総理は、モニターに自分そっくりの違う自分が写り驚愕する!
再び時間が動くと、会長の息子が「継承手続きを先延ばしにするから、あんたから何とか言ってくれ。」とイラつきながら言った。すると会長は「私は殿下に従います。」の一言。
そんな会長の態度に息子は「こいつときたらいつもこうだ。いつまで待たせる気だ!あと俺を呼びつけるのはやめてくれ…」と振り向くと、リムの側近と共に自分と同じ顔の男が現れた。息子は驚きのあまり腰が抜けた。
「会社は息子に譲らねば。本当の息子に。」とイ・リムが言うと、会長は「クム親王様、殿下!」と感謝のあまりひざまずいた。次の瞬間、リムの側近が息子をナイフで刺し殺害した。後日、HGグループは正式に継承手続きを済ませ、2代目経営体制に移行するとのニュースが流れた。
*大韓民国の大企業HGグループの会長と息子を、大韓帝国の同じ顔の人物に乗っ取らせたということでしょう。おそらく本物の会長に恨みのあった息子が、リムの取引に応じ大韓帝国から来た同人物と入れ替えたが、その後リムによって息子まで替えられてしまった、つまりイ・リムが本物の会長と息子を殺したということだと思われます。
その後、イ・リムは「それをケアセンターのファン院長に持って行きなさい。」と部下(大韓民国のユ・ギョンム似)に指示すると、「まだ2日もあるのに事前に金を渡すなんて。またあちらに行くんですか?」と部下が心配した。
その時イ・リムは「北の地を踏んだ米トランプ大統領」という1面の新聞紙を見ていた。部下は紙袋4ついっぱいに入った大韓民国の大金を渡しに行った。その部屋にはまだ、紙袋いっぱいに入った大金が沢山あった。
*「ケアセンターのファン院長」とは誰でしょうか?リムに都合の良い取引をした人物であるに違いありませんね。
大韓民国ウンソプvs大韓帝国ヨン
テウルが帰宅すると、ゴンが庭に立っていた。嬉しくて感動してテウルは思わずゴンに抱きついた。その後テコンドー道場の鍵をテウルの父に借りていたゴンは、テウルと一緒に道場に入った。するとそこにはウンソプがいた。
テウルは「ウンソプ!!ウンビとカビと一緒じゃないの?ちょっと、その格好、髪型も変よ!」と笑ったが、「ウンソプじゃ…ないわね!」と正気に戻ったテウルはゴンを見て「チョ・ヨンをここに連れてきたの?」と驚いた。
「仕方なかった。」とゴンが答えると、ヨンは「一体、ここはどこなんだ!?」とまだ混乱している。「その気持ち、私がよく分かるわ。不安だろうけど、ひとまず大韓民国へ来たことを歓迎するわ。」とテウルはヨンに言った。
ヨンはスマホが圏外でイヤホンの通信もできないため、まだ動揺していた。テウルはゴンに「こんな状況でよく落ち着いていられるわね。同じ顔がバレたらどうする気よ!」と言って、ウンソプとヨンが鉢合わせになることを心配していた。
が、その時、ドアがパタンっと閉まりウンソプが入って来たのだ!振り返ったヨン、同じ顔をみたウンソプは驚いたまま停止した。ゴンが「とりあえず挨拶をしようか…」と持ち掛けたがウンソプは気を失い倒れた。
並行世界の自分に会ってしまった人の反応!?↓
「ウンソプ大丈夫?しっかりして!」とテウルが頬を叩くと、ウンソプは蘇りパニックながらにもう一度自分と同じ顔のヨンに向き合った。「いや、僕じゃないか~お前何者だ~?」とウンソプが言うと「お前こそ何者だ。」とヨンが返した。
パニクるウンソプにテウルが一生懸命並行世界のことを説明しようとするが、「僕ってこんなにカッコよかったんだー」と嘆いている。「今、気づいたのか?誰も教えてくれなかったのか?」とヨンが呆然として答えた。そんなやり取りにゴンはクスッと笑った。
我に戻ったウンソプは「あぁ~あの話は本当だったのか!アーサー王が大韓帝国とやらの皇帝だって。おぉっ!それでお前はボディーガードだな?」と興奮すると「違うっ!」とボディーガードだと思われたヨンが怒った。
海外の映画・ドラマが月額933円(税抜)で今すぐ見放題!今すぐ無料視聴!
とにかくウンソプの家が安全だということで、とりあえず4人はウンソプの家に行った。同じ顔が2人出歩いたらダメだということで、テウルが「とりあえず滞在場所が決まるまではここで過ごして。昼間はウンソプ、夜はヨンさんが出かけてください。」と約束をした。
するとヨンが「同じ顔がダメなら、一方を消すって方法もありますよね?」と言うと、3人がウンソプの方を見た。「え?何で僕の方を見るんだ?あぁ~そういうことか~問題は起こしたくなかったけど、後で後悔したって知らないからな。」とふてくされた。
「ウンソプ、食べ物買ってきといたから出かけないで家にいてね。」とテウルが言うと、ゴンはヨンにウンソプを殺すんじゃないぞと言ってテウルと手を繋いで出かけて行った。
ヨンVSウンソプ同じ顔だけど全然違うブロマンス!?↓
ヨンは部屋の家族写真を見ると、「両親はどこにいる?」と聞いた。ウンソプは「釜山の実家にいる。まさか親の顔も一緒か?」と答え驚いた。ヨンがウンソプの双子の兄弟を見ると「お前、結婚したのか?」と尋ねるが、「妹と弟のウンビとカビさ。冬休みで釜山にいる。」と答えた。
「お前は兄弟いないのか?」とウンソプが聞くと、「一人っ子だ。」とヨンが答えた。「両親がそれほどでもないんだな。」と冗談っぽくウンソプが言うと、「離婚した。」とヨンが寂しそうに答えた。
するとウンソプが「ごめん。抱きしめてあげようか?」と言うとヨンは拳銃を出そうとした。そんなヨンに「やめろよ!短期なんだから。お前彼女いないだろ?」とウンソプが言うと「お前もいないだろ?」と返した。
「俺は彼氏いるけどな。」とウンソプが言うと「何?」とヨンが言うと「ウソだよ。」とウソプが冗談を言ってヨンをからかった。不機嫌になったヨンは「お前は一体何が取り柄なんだ?なぜ夢が63個もあるんだ?その中で実現可能なものはあるのか?」と尋ねた。
ウンソプは「もちろん民間人になることさ~あと2日でその夢がかなう。」とノリノリで答えた。「2日後に無職になるということか。」とヨン。「トゲのある言い方だな。ケンカは負けないからな!!ぎゃ~!」と言いながら、テウルが買った食料を持って冷蔵庫の方へ逃げたウンソプ。
そんなお調子者のウンソプを見て、「大韓民国。こんな野放図な男が国を守ってるとはな。」とヨンは呆れていた。
韓国ドラマもU-NEXTで!まずは31日間無料トライアル
ゴン皇帝とテウル警部補の日常デート
ゴンはMSDしたソメッをテウルのために作ってあげた。注文したチキンが来ると2人で一緒に乾杯し飲んだ。ゴンも大分大韓民国が分かってきたようだ。
*前回テウルに教えてもらった大韓民国の文化MSD(メイキング+シェイキング+ドリンキング)で、飲む時はワンシャッ(ワンショット一気に飲む)。ソメッ=ソジュ(韓国の焼酎)+メクチュ(ビール)。
ちなみにチキンとビールはチメッ(チキン+メクチュ)。ドラマでよく「パンバン」と言っているのはbbqチキンのメニューのことで、普通のチキンと他のチキンが半分ずつのメニュー。
テウルはゴンのために12か月の分割払いでスマホを買ってあげた。テウルは、大韓民国でゴンを助けてくれる5人の名前と必要な電話番号を登録すると、「その5人はどんな状況でもあなたを助けてくれる。中でも兄貴(シンジェ)は1番頼りになるはず。」と言ってゴンに渡した。
早速ゴンはそのスマホで電話をかけると、テウルのスマホが鳴った。目の前でゴンの電話を取ったテウルは「やめて。」と言うが、ゴンは「憧れてたんだ。こんな日常。君とこうやって電話をかけたり、1日の出来事や恋しさを言葉で伝えたりするの。」と伝えた。テウルは「私もよ。」と電話を切るとほほ笑んだ。
注文したチキンが来ると、「私は料理を作ってあげられないから、こうやって毒見をしてあげるのよ。」と言って先に食べようとすると、ゴンがテウルの手を掴み「必要ない。毒見は君の日常とは程遠い。」と言い、手を握ったままテウルの持っていたチキンをゴンが先に食べた。
「う~ん、このメニューも絶品だ!」と言い2人は手を握りながらチキンデートを楽しんだ。
手を繋いでチキン食べるテウルとゴンのデート♡↓
突然サングラスをかけたテウルは、だいぶ前から計画してた日常があると言ってゴンを連れ出した。それは、以前ゴンが4万ウォン(約3,740円)払って手に入れたキーホルダーがある射的だった。
射的のおじちゃんが「軍隊行って来た彼氏がいるなら、7発で十分だよね?7発で当てられたら、大きいのあげるよ。」と言うと、テウルは「えぇ、7発で十分です。」と言って、サングラスをしたまま気合を入れた。
結果、テウルは1発も失敗せずに当て見事に1番大きいミノミのぬいぐるみをゲットしたのだった。びっくりしたゴンは思わず「君、軍隊行って来た彼氏がいたのか?」と尋ねた。2人はあっけにとられる射的のおじちゃんを後にした。
テウルの腕前に「本当に見えるのか?」とゴンが尋ねると、「射撃とは標的と自分との間を埋めること。星でも撃ち落とそうか?パン!」と自慢げにテウルが言った。「今度は弘大(ホンデ)に行こうか?あなたくらいのクマがあるわよ。」と誘った。
除隊した彼氏いたのか?射的で特大ミノミゲットしたテウル↓
前シンジェに言われた「弘大」に反応したゴンは「街の名前か?それじゃ弘大と建大(コンデ)の間ってどういう意味だ?」と聞いてみた。すると、「2つとも大学の名前よ。近くはないわ。どうして?」とテウルが答えた。
「あぁ、遠いってことか。」とゴンが安心すると、テウルは「でも、2つとも私が好きな場所よ。」と言うと、「どうして?何で肩を持つんだ?」と焦るゴンに「肩を持つって?これ何の会話?」とテウル。
「もういい。また日常しよう。今の私には慰めが必要だから君の手を繋ぐ。」と言ってテウルの手を握った。が、テウルは「これは省略して。私たちまたいつ会えるかわからないから。」と言うと、ゴンの手を自分の肩に回した。2人は普通のカップルの日常を満喫した。
Huluならいつでもどこでも海外ドラマや映画が見放題!⇒今すぐ無料でお試し
すでに2つの世界は交錯している!
腕を回したゴンに、テウルは刑事として気になっていたことを尋ねた。「もしかして、そっちの世界の北部にKスタジアムていうドームがある?16,890席の。」と聞くと、「あぁ。なぜ知ってる?」とゴンが答えるとテウルは深刻な表情になった。
テウルの部屋に来たゴンは、イ・サンド殺人事件で押収した携帯電話に録音されていたニュースを聞いた。「確かに大韓帝国のニュースだ。ここで発見したのか?君はどうしたい?」とゴンがテウルに尋ねると、「確かめないと。これはあなたと出会う前に引き受けた事件よ。」と答えた。
ゴンは「想像以上に危険かもしれない。」と言うと、テウルは「だから私が伏せようと思ったけど、そうしたら永遠に葬られてしまう。このことを知っているのは私と犯人だけだから。2つの世界が混ざり合っちゃいけないでしょ。でも、すでに2つの世界が交錯しているってわかったから、突き止めるしかない。大韓民国の警察として。」と話した。
「だから、知っていることは全部話して。これは2人しかできない共同捜査よ。」とゴンにお願いした。理解したゴンは胸元からイ・リムの死体検案書をテウルに見せた。「イ・リムが生きていれば69歳。同じ指紋を持つ者を捜してくれ。謀反の翌年に死体で発見されたが、それは別人だった。」と説明した。
「イ・リムが生きているならば、この世界にいるのね。死んだ人間に代わって…」とテウルが分かると「24年間彼がここで何をしてきたのか突き止めねば。」と深刻な表情でゴンが答えた。そこでゴンを心配するテウルがこれから17個約束するようゴンに言った。
- おとなしくしていること
- 目立たないようにすること
- 皇帝だと言わないこと
- チョ・ヨンを見張ること
- チョ・ヨンに銃を使わせないこと
- 出かける時は必ず連絡すること
後は思いついたら追加するとテウルが命令すると、ゴンは快くその命令を受け入れた。そしてゴンは「私に行くなとも来るなとも言わないでほしい。君に2つのうち1つを言われたら私は何もできなくなりそうだ。お願いだから、私に疲れないでほしいとお願いしたい。」とテウルに頼んだ。
すると「私は、本当に情けない男だな。そうだろ?」とゴンが弱気になると、テウルは静かにうなずいた。そんなテウルに「今どの部分にうなずいたんだ?」とゴンは気になったが、テウルはヨンが心配するからと言って帰るよう促した。
帰ろうとしたゴンにテウルは「気になってたんだけど、そっちの世界に私は本当にいないの?」と聞くと、黙って答えないゴンの様子にテウルは自分と同じ顔の人間が大韓帝国にいたのだと悟った。
シンジェが狙われている!?
焼き肉屋でシンジェとパクチーム長が飲んでいた。給料が差し押さえになったシンジェをチーム長が心配し連れ出してくれた。そんなチーム長は国科捜に勤務する奥さんがいるにもかかわらず、以前「孤独だ」とシンジェに話していたが。
ところが、シンジェの様子を写真に撮る怪しい車があった。シンジェが写真に撮られたことに気づくと、その車は行ってしまった。
その夜、1人宿直室に横になったシンジェは昔のことを思い出していた。シンジェが幼い頃、病院で目が覚めた時、お母さんが涙を流して自分が目覚めたことを喜んでくれたことを。
大韓民国のイ・リムを調べたテウルが知った事実
テウルはゴンに預かった死体検案書と指紋を使って、大韓民国で同一人物がいるかどうか調べた。その結果、24年前に死亡した「イ・ソンジェ」という男性でヤンソンケアセンターで自然死したことが分かった。
家族の情報を見ると、弟はひき逃げ事故で死亡、甥は滑落死とあり、テウルは奇妙だなと思った。そして甥の写真を見て、テウルは「イ・ゴンもいたのね…」とこの世界にもイ・ゴンがいて幼くして亡くなった真実を知りショックを受けた。
*先ほど、イ・リムが「ケアセンターのファン院長に金を渡せ」と部下に指示していたのは、24年前に殺した大韓民国の自分(イ・ソンジェ)と入れ替わるため、イ・ソンジェの死を偽るために取引をしたと考えられますね。
【初回31日間無料/dTV】月額500円(税抜)で映画・ドラマ・アニメ・音楽ライブなど12万作品が見放題!
ゴンが気づいた時間が止まる理由とは?
ホテルに滞在することになったゴンとヨン。客室内の点検を終えたヨンに、「しばらくここに泊る。金は多めに持って来た。」とゴンは言った。
しかし、ヨンは「陛下、皇宮にお戻りください。ここでは陛下を守ることができません。一体、いつから行き来をされてるんですか!ここは私たちがいるべき所ではありません。」と我慢していた感情を訴えた。
そんなヨンを見てゴンは「ついに爆発したな。ヨン隊長、私はここに来なければならない、とりあえず木曜の夕方に戻るがお前は置いていく。」と命令するゴンに、「ご冗談はやめてください。」とヨンが呆れた。
「ここにいてはいけない人間がいるんだ。逆賊イ・リムが生きている可能性がある。」とゴンが話すとヨンは顔色を変えた。そして「仮にイ・リムが生きていたとして、あっちの世界にいたらどうするんですか?」とヨンが尋ねた。
「あっちには彼を殺す名分も要因も揃っている。だが、こっちにはお前しかいない。」とゴンは答えた。「しかし、陛下…」とヨンが言った途端、またゴン以外が止まった。
時間が止まっている間、ゴンはこの現象が副作用ではなく法則だと気付いた。「萬波息笛、イ・リム、竹林…竹林を塞がなければ…」と考えたゴンは、素早く腕時計で時間を見ると、メモ用紙に何かを書きヨンのジャケットのポケットに入れた。
再び時間が動き出すと、「私の仕事は陛下を守ることです。」とヨンが言う。ゴンは「イ・リムも2つの世界を行き来している。今もそうだがその度に時間が止まるようだ。彼は私が皇宮にいないことを知っている。だが、私はまだ分からない、イ・リムが来たのか戻ったのか。私は戻ってそれを解明しなければ。」とヨンに訴えた。
「それなら、時間が止まったということを証明してください。」とヨンが言うと「左ポケットを見てみろ。」とゴン。左ポケットに入っていたメモ用紙には「証明されただろ?」と書いてあった。ヨンは唖然とした。
ゴンは「ヨン、彼と私が分け持っている物がある。もし、それが私から奪われたら2つの世界は彼の支配下になる。そしたら私たちのいるべき所があっちの世界にもなくなるんだ。だから、お前は奴を見つけたら直ちに射殺するのだ。」と重大な命令をヨンに与えた。
奴を見つけたら直ちに射殺しろ!↓
*時間が止まる=「萬波息笛を持つ者が1と0の間の空間を通っている」という法則があることに気づくと同時に、イ・リムがどちらの世界に行き来しているのかまだゴンはわからないことにも気づきましたね。
もちろんイ・リムもどちらの世界にゴンが行ったのかわからないため、部下を使い情報をやり取りしているのだと思います。
並行世界、同じ顔、均衡…
大韓帝国のク総理は、キム秘書から皇室に訪れたゲストの情報を入手した。キム秘書は皇室が指紋鑑定を依頼した女が、身元不明のルナという女性であったと判明し、その女は窃盗罪で収監後、身元が明らかになったということを報告した。
ルナの写真を確認したク総理は、「この女、前科があったの?あのあと刑務所に入ったって?」と驚いた。すでに面識があることにびっくりしたキム秘書は、ルナが数えきれないほどの犯罪を犯している恐ろしい女で、刑務所に入ったばかりなのにもう出所することをク総理に伝えた。
後日ク総理が帰宅しようとしているところ、実家から送られてきた封筒を受け取った。中身は新聞紙だった。新聞を見たク総理は「北韓?アメリカの大統領がトランプ?とにかく偽ニュースの対策が必要ね。」と新聞を放って帰った。
その新聞は「北の地を踏んだ米トランプ大統領」という1面で大韓民国のものであったが、ク総理は偽新聞だと思い気にしなかった。
*誰が何のためにク総理へ大韓民国の新聞を、ク総理の母の名前で送り付けたのでしょうか?
一方、テウルは大韓民国のイ・リムと同じ顔である「イ・ソンジェ」を調べるため、彼が亡くなったと記録されているヤンソンケアセンターを訪れた。
テウルは、大韓帝国でゴンが持っていた自分のIDカード見て、ふと考えた。ゴンはこの前テウルと同じ顔の人物が大韓帝国にいるようだとテウルに告げたのだった。
並行世界、同じ顔、同じIDカード、均衡…。新しいIDカードはどこへ行ってしまったのだろうか…一体誰によって均衡を保たれているというのか?
出所したルナを迎えたク総理
夜、刑務所から出所したルナが出てきた。黒いウサギのパーカーの帽子を被ると、ポケットからおもむろにタバコを出して火をつける。が、キキーッと赤い車がルナの横に止まり、タバコを落としてしまった。
そこに現れたのは大韓帝国のク総理。出所する時間を聞きつけやって来たのだ。ルナの前に立つと「また会いましたね、覚えてますよね?」とク総理がテウルだと思い話しかけた。
タバコを拾おうとしたが折れてしまったので投げ捨てたルナは、フードをばさりと外し、「最後の1本だったのにどうしてくれんだよ。」と気だるそうにしゃべった。
その態度にムッとしたク総理に、ルナは近づき睨んだ。次回へ続く…。
*キム・ゴウンの「ルナ」が本格的に登場しましたね。私から見ると、髪型も顔色も口調も雰囲気もテウルと大分違うのに、なぜ同じ人物だと思うのか??そこが不思議なんですけど。
Netflixで「ザ・キング永遠の君主」が韓国とほぼ同時配信中!日本語字幕付きで見る↓
「ザ・キング 永遠の君主」第7話の感想とまとめ
以上、「ザ・キング永遠の君主」第7話あらすじ感想ネタバレを紹介しましたが、いかがでしたか?今回の話で気になったことをまとめると次のようになります。
- 大韓民国に訪れたヨンが同じ顔のウンソプと鉢合わせる
- テウルとゴンは、すでに2つの世界は交錯し始めていて、イ・リムが2つの世界を行き来していることを推測
- 大韓民国のイ・リムはイ・ソンジェで、その甥イ・ジフンは大韓民国のゴンだったことをテウルが知る
- シンジェを狙う何者かがいる
- ク総理に大韓民国の存在(並行世界の自分)を知らせようとする者がいる
- ヨンが並行世界を理解し、ゴンからリムを射殺するよう命じられる
- ク総理がルナの正体を暴くため出所したところを狙い接触する
- 時間が止まる=萬波息笛を持った人間(ゴンかリム)が1と0の間の空間を通っている
→並行世界の自分が見えるもしくは同じ感覚を感じる現象が起きる
このように、少しずつ明らかになっていくものもあれば、新たな謎が登場しますね。毎回、イ・リムが関わっているであろう殺人事件が大韓民国で起きています。イ・リムは2つの世界の同じ人間のどちらかを誘惑し、同じ顔の存在を利用し殺人を繰り返しているようです。
そんなことをもう24年間も行っているなんて、そして2つの世界にリムの精鋭たちがどれだけいるのか、と思うと恐ろしいです。
第1話の冒頭のシーンをあなたは覚えていますか?イ・リムが手錠をはめ、警察の取調室でテウルと話しているシーン。あのシーンはリム逮捕後の2020年の場面です。いずれ、リムはテウルに逮捕されるようですが、それまでは壮絶だったのだろうと考えられますよね。
リムがテウルに逮捕されたということは、リムによる殺人が終わり萬波息笛はゴンの元に返されたということかもしれません。そうだったらいいのですが。1話をもう一度見てみると、あなたが見逃した重要な映像があるかもしれないので、気になったらまたチェックしてみると面白いですよ。
あなたにおすすめの記事↓
コメント