「僕に溶かしてくれ」もすでに後半に入り第10話。前回コ・ミランが冷凍人間であることが暴露されてしまい、泣いているミランを何があっても守ると約束したマ・ドンチャン。
この試練をミランはどうやって乗り越えるのでしょうか。そして加速する2人の解凍ロマンス。ついにファン・ガプス博士の記憶が戻り!?気になる第10話のあらすじと感想、ネタバレを紹介します!
「僕を溶かしてくれ」第9話のあらすじはこちら↓
第10話 主な登場人物
「僕を溶かしてくれ」第10話に登場する主な人物を紹介します。
- マ・ドンチャン(52歳/TBOバラエティPD)
- コ・ミラン(44歳/大学生/TBOバラエティ局インターン)
- ナ・ハヨン(46歳/ドンチャン元彼女/報道局長)
- ソン・ヒョンギ(48歳/TBOバラエティ局長)
- キム・ホンソク(61歳/TBOテレビ社長)
- ファン・ガプス博士(68歳/生体研究の権威者)
解離性健忘症で治療中 - チョ・キボム博士(45歳/生態研究博士)
冷凍人間の実験を管理 - イ・ヒョンドゥ(イ・ソクドゥと偽っている)(60歳/大企業ウンソングループの会長)
冷凍人間を解凍できる人間を殺そうとしている - ペク・ヨンタク(55歳/刑事/マ・ドンジュの前夫)
冷凍人間の2人とファン博士の事情を知っている刑事 - ファン・ドンヒョク(44歳/ミランの元彼)
ファン・ビョンシムから改名、大学心理学の教授でミランの親友オ・ヨンソンの夫 - ファン・ジフン(20歳/大学生)
ファン・ドンヒョクとオ・ヨンソンの息子、ミランと友達以上恋人未満の関係 - オ・ヨンソン(44歳/ミランの親友)
ファン・ドンヒョクの妻、ファン・ジフンの母 - パク・ヒョウ(イ・ソクドゥ会長の夫人)
チョ博士の車を爆破した犯人を知っているとTBOに情報提供し、マ・ドンチャンに会おうとしていた女性
前回、ウンソングループ会長のイ・ソクドゥは、実は弟の「イ・ヒョンドゥ」であり、ヒョンドゥはソクドゥの名を横取りしウンソングループの会長になったことがわかりました。そして、本物のイ・ソクドゥは冷凍カプセルで寝ている人物。ヒョンドゥは何が何でもソクドゥの覚醒を阻止しようとしています。ではさっそく第10話のあらすじとネタバレを紹介します。
第10話「後悔してない」あらすじ&ネタバレ
TBO掲示板に不正入社し恥知らずの人間だと告発された後、社内からミランに冷たい視線が送られ、会議室を出ていくミラン。1人編集室で泣いているミランに、俺がお前を守ってあげると約束し抱きしめたドンチャン。
ドンチャンは改まって、「この部屋を出る時には、20年前のミランに戻って堂々と出ていけ。悪いことは何一つしていない。俺はマ・ドンチャンらしく解決する方法を探すから、俺たち2人とも本来の姿で生きていこう!」とミランを勇気づけます。
ミランは、ドンチャンが守ってくれるという強い味方がいることで本来のミランを取り戻し、再び仕事に向かいます。ところが、会議室では番組作家が、ミランが冷凍人間の実験に参加したというだけで、アシスタントディレクターに採用したことについて抗議していました。
それに対しマ・ドンチャンは、コ・ミランは20年前のマ・ドンチャンが企画した番組の実験全てに参加した特別な経歴があり、そのチャレンジ精神は最近のPDには見られない貴重な人材だと主張します。そして冷凍カプセルに入れと言われ入ると答えられる人はここにいるのかと尋ね、スタッフたちを黙らせました。
その後ミランの正直な気持ちを投稿したSNSが多くの人から共感を得て話題になります。
こんにちは。コ・ミランです。
20年前、24時間の実験をするはずでしたが、運命的な事故により20年ぶりに目を覚ました私は、24歳だった歳が44歳になっていました。
そんな私を就職させてくれる場所はどこにもありませんでした。テレビ局と私は合理的な解決策を探さねばならず、その結果私はTBOテレビ局にインターンとして就職することになりました。
既存の採用段階を踏まず特別な機会を得たのは、20年冷凍された私の特殊な経歴というより、20年の間剥奪された私の状況への正当な補償だと考えることを告白します。
ところが、私が得たものはあくまでも機会のみ。私は正社員ではありません。能力を試される普通のインターンにすぎません。これを機に眠っていた20年間を取り戻すべく一生懸命生きようと思います。
そんな私に1度だけチャンスをいただき見守っていただけませんか?36.5度であるみなさんの温かい視線が大きな力になってくれると思います。
31.5度の冷凍人間コ・ミランより
その頃カフェでキョンジャと話していたオ・ヨンソン。ミランのSNSを見て称賛するキョンジャに対し、ミランのどこが可愛いのよ!と不機嫌なヨンソン。ドンヒョクと絶対に離婚はしてあげないと気持ちが変わったことをキョンジャに打ち明けます。
ヨンソンの息子ジフンまでミランのことが好きかもしれないと考えると、ミランに息子だけは絶対に渡さないと、すでに離婚した気の夫ドンヒョクと最後まで戦う戦闘モードのヨンソン。
一方、自分がミランの初恋であることをミランの両親に打ち明けたドンヒョク。その年で結婚もしているのに、ミランと新しい出発をしたいというふざけた発言に、ミランの母はドンヒョクに怒りが沸き蹴りつけます。
1人で研究室に戻ってきたファン博士は、36.5度に戻す方法が書かれたノートをチョ博士に託します。そして冷凍カプセルで眠っているイ・ソクドゥを見ると、20年前自分を殺そうとした人物の記憶、血だらけになったイ・ソクドゥが病院に運ばれた記憶、最近ドンチャンの店でイ・ヒョンドゥに会った記憶がパッと思い出されたのです。
その記憶を思い出したファン博士は、自分がここにいることをマ・ドンチャン以外に言わないようチョ博士に伝えます。
その頃、イ・ヒョンドゥに、ファン・ガプス博士が生きていて、女性冷凍人間であるコ・ミランの家にファン博士が住んでいることも知られてしまいます。
SNS投稿後オフィスに戻ったミランは、スタッフたちの拍手と共に暖かく迎えられ、目を付けられていた作家にも一緒に頑張ろうと認められるようになりました。
心機一転したミランはGOGO99の資料を見ると、ファン・ドンヒョクが正式に出演することが決まっていたので驚きのあまり叫びます。あの独特なキャラに放送性があると考えたドンチャンが出演を依頼したのです。
インターンに合格してテレビ局に出勤したファン・ジフン。ミランを見つけるなり、嬉しそうな顔をして楽しく会話をする2人。その様子を見たドンチャンは、若いイケメンのジフンに嫉妬して気になる様子。
その後ミランとジフンはお茶をしながら、ジフンの母がオ・ヨンソンであること、そして父がファン・ドンヒョクであることがわかりミランは驚愕。
その後ドンチャンは20年前冷凍人間プロジェクトでカメラマンをしていた「キム・ジン」に会いに行きました。20年前、冷凍人間の実験を撮影したテープを個人的に持っていないか尋ねに行ったのです。
今日の9時のニュースラインで、「ウンソングループイ・ソクドゥ会長の夫人、パク・ヒョウさんが今日未明心臓麻痺で死去」というニュースが報道されました。ドンチャンは、チョ博士の車が爆破された動画とその情報提供者の電話の声もニュースで放送し、情報提供を促すようハヨンに頼みました。
夜になってもずっと携帯に出ないミランが心配になるドンチャン。テレビ局のエレベーターでハヨンにばったり会います。ハヨンは「私が1番後悔しているのはあの時、実験をしないでほしいと最後まで粘らなかったことよ。もし最後まで反対していたら、今私たちはどうなっていたかしら。あなたは後悔してないの?」とドンチャンに未練がある様子のハヨン。
しかしドンチャンは「もう後ろは振り返らずに、これからもっと幸せな人生を探してくれ」と伝え去っていきます。テレビ局中を探し回り、やっと仮眠室のベットで寝ているミランを見つけたドンチャン。
目を覚ましたミランに、ドンチャンがそっと話しかけます。「俺がこれ以上行くところがない。だから俺たちこのまま行こう。」ミランは「PDを…好きになってもいいんですか?」と答えるミラン。「いつもお前が先に全部してしまうから、俺は何をしたらいい?」と答えるドンチャンに「PDもただ私を好きになってください。」とミランが答えます。
ドンチャンがミランの頭をなでさらに近づくと、体温が2人とも32度を超えバイタルウォッチの警告音が鳴りました。すでに今日は解熱注射をしているミランのことを想いドンチャンはゆっくりと手を放し、切ない表情でミランを見つめます。
冷凍人間の恋愛は切ないシーン↓
家に帰ったジフンは、父ドンヒョクとミランがどうして知り合いなのか母ヨンソンに聞きます。ミランは父ドンヒョクの初恋の人で、ミランのせいで離婚しようとしていると明かされます。母ヨンソンは、もしかしてジフンもミランが好きなのかと聞くと、ジフンは何も言わず目を赤くし母の方を見ます。その晩ジフンはショックで泣いていました。
回復したミランを家まで送ったドンチャンは、車から降りようとシートベルトが引っかかって取れないミランに、わざとだろと言いながらも近づいて取ってあげます。そんなドンチャンにまたもやドキッとしながら、見つめるミラン。そんなミランを見てドンチャンもドキドキそわそわ。いつも偉そうに振舞うドンチャンが可愛い子どものようです。見つめるミランを「可愛い」と言い照れるドンチャン。
思わず微笑んでしまう癒しのシーン↓
場面は変わり、ファン博士が夜道を1人帰宅中、何者かに追われている気配を感じ走り出しますが、途中で拉致されてしまいます。目隠しをされ連れてこられた先は、イ・ヒョンドゥのいる倉庫でした。ヒョンドゥは銃を持ちファン博士を脅します。
「研究所にある冷凍カプセルを全て遮断しろ。その実験は失敗したことにしなければならない。さもなければお前は死ぬ。お前がやらなければ俺がする。実験から生き残ったマ・ドンチャン、コ・ミランも終わりだ。」と脅迫されたファン博士。
翌日、ロケ地の視察に出発するミランとドンチャン。仕事とはいえ完全に恋人同士が1泊旅行に行くような雰囲気。現地のホテルに到着したドンチャンは、終始ミランを変に意識してどもってしまいます。
ロケ地を視察しながら楽しんでいた2人。するとハヨンからドンチャンに電話がかかってきました。ドンチャンは、電話の声の主が亡くなったイ・ソクドゥ会長の夫人パク・ヒョウであることを伝えられ驚愕します。そしてファン博士がまだ生きていることをハヨンに伝えました。
すぐにチョ博士に電話すると、「ファン博士の記憶が戻った、でも博士の様子がおかしい、誰も研究室に入れようとしない!」と聞いたドンチャンは、ミランには危険なので1人でホテルの部屋にいるよう伝え、ファン博士のいる研究室に向かいました。
チョ博士をいきなり解雇し研究室に1人残ったファン博士は、思いつめた表情で冷凍カプセルの電源を切り冷凍中の4人を殺そうと試みます。ところが、緊急電源が作動しカプセルは再び冷凍を続けます。
そして主電源のレバーを引きすべての電気を落とそうとした時、マ・ドンチャンが現れます。
「このカプセルを全て無くさねば!失敗なんだっ!あなたたちもいずれは死ぬ、正常に生きることができない、絶対にできないっ!全て、終わったんだ…」と思いつめた表情でファン博士が叫びます。
ドンチャンは「博士、どうか私たちを助けてください。私たちを普通の人と同じように生きて行けるようにしてください。どうか、お願いです…」と泣きながら訴えました。
夜までホテルの部屋で待っていたミラン。部屋のベルが鳴ったので開けるとすっかり元気をなくして戻ってきたドンチャンが立っていました。「だれでもドアを開けるなって言っただろ」とミランの部屋に入るなりいきなりキス。
バイタルウォッチの警告音が鳴り響き、体温が上がらないよう2人は冷水シャワーを浴びながらキスをするのでした。次回に続きます!
冷水シャワーキス!↓
第10話の感想とまとめ
世間に冷凍人間であることが公になってしまったミランが、ミランらしくSNSを利用し、世間から共感を得たところはとても感動しました。暴露されて間もないのに多くの人を味方につけた所はさすがだなと思いました。私もその投稿を見たら「いいね!」を押していたことでしょう。
ところで、ミランの告発を載せた犯人が、中学生のIDだったとドラマ中にありましたが一体誰なのでしょうか。ドラマ中でSNSを読むナ・ハヨンのシーンがありましたが、ハヨンもその投稿に「いいね」を押していたので、告発したのはハヨンではないのでしょうか?謎ですね。
ジフンが事実を知り号泣するシーン、状況が状況なだけに何とも複雑で可愛そうでした。ジフンの初恋がまさか母の親友でさらに父の初恋の人だなんて、そしてそのせいで両親が離婚しようとしているなんて、でもミランが好きなジフン、相当ショックだったと思います。
ファン博士が生きていて、さらにコ・ミランも冷凍人間だとわかった今、イ・ヒョンドゥは次にどんな行動をとるのか、ヒョンドゥに脅迫され、ちょっと気が狂ってしまったファン博士が今後どうするのか心配です。
ドンチャンが涙を流して助けてほしいとお願いしたことで、果たしてファン博士の気持ちは変わったのか、次の展開が気になりますね。
最後は「冷水シャワーキス」となりましたが、体温を上げないように恋愛するのは本当に難しいですね。今後2人にはどんな試練が訪れるのでしょうか。引き続きミランとドンチャンの解凍ロマンスも楽しみです。
「僕を溶かしてくれ」第11話のあらすじはこちら↓
コメント