イミンホ復帰作「ザ・キング永遠の君主」。前回の話では、ゴンのDNAの結果で、大韓民国に存在しない人物だという事実が分かり、テウルはゴンへの見方が変わって行きました。しかし完全に信じるまでには行かず、お金もなくなったゴンは後ろ髪を引かれながら大韓帝国へ帰って行きました。
では再び大韓帝国に戻ってきたゴンとゴンのいなくなった大韓民国のテウルは、その後どうしたのか、それぞれの気持ちに変化はあるのか気になりますね。さっそく第4話のあらすじと感想、ネタバレを紹介します!
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第4話の主な登場人物
では「ザ・キング:永遠の君主」第4話に登場する主な人物と現在の状況を簡単に説明します。
- イ・ゴン(33歳/大韓帝国第3代皇帝)
無断外出して行った並行世界の大韓民国からやっと大韓帝国に戻る - チョン・テウル(30歳/大韓民国ソウル警察庁強力3班警部補)
日々事件解決のため奮闘しているが、突然現れた厄介者(イ・ゴン)に手を焼いていた - カン・シンジェ(33歳/強力3班刑事)
高校生の時テウルに一目惚れしテコンドー場に入り刑事に。ギャンブラーの母に振り回され精神的にも経済的にも極限が来ている - チョ・ヨン(29才/大韓帝国皇室近衛隊隊長)
ゴンが唯一信頼のおける「無敵の剣」 - チョ・ウンソプ(29才/休学中、社会服務要員)
大韓帝国のチョ・ヨンと瓜二つだが、性格は愛嬌があって冗談好きという正反対。 - ク・ソリョン(38歳/大韓帝国総理)
史上最年少の女性総理。国民に皇帝の女性だと信じさせている最中。 - イ・リム(69歳・顔は40代後半/大韓帝国クム親王)
義弟である2代皇帝イ・ホを殺害し大韓民国へ逃走。あれから25年間並行世界を行き来しながら、自分の精鋭を増やしていた - ノ・オクナム(80代前半/正5品提調尚宮)
現在まで3人の皇帝に仕えてきた皇室の白虎とも呼ばれる人物。幼くして両親を亡くしたイ・ゴンの親代わりとして支えてきた信頼のおける尚宮。 - イ・ジョンイン/プヨン君(70代半ば/皇位序列2位、ゴンの従伯父、医学教授)
8歳で孤児となったゴンを父親のように見守っている。イ・リムの遺体が発見された時、自らがリムの遺体解剖を担当し、自殺ではなく近衛隊が射殺したことにするようノ尚宮に指示した。 - ソン・ジョンへ(50代前半)
大韓民国のイ・リムの義妹にあたる。大韓帝国のイ・ゴンの母と同じ顔の人物にあたる。 - パク・ムンシク(50代前半/強力3班チーム長)
世話好きで情の深い強力3班のリーダー - ミョン・スンア(29歳/大韓帝国 皇室広報室勤務)
皇室の広報室に勤務。前回チョ・ヨンのSNSを公開するという名案を出し、皇室の危機に貢献した。 - ミョン・ナリ(29歳/ビル、カフェのオーナー)
テウルの高校の後輩。とにかく金持ちで毒舌。家族はカナダへ移住している。 - ユ・ギョンム(40代/イ・リムの臣下)
25年前のあの夜、リムに飛んできた銃弾を自ら受け負傷し右肩が不自由だが、リムを無条件に信じ命令は何でも従う。大韓民国のそっくりさんは古書店の店主。 - チャン・ミカエル(27歳/強力3班の新入り)
見た目はチンピラで厳ついが、「チャンミ」という愛称で親しまれている末っ子刑事
似ている2つの世界が行ったり来たりしているので、正直1度の放送を見ただけでは理解が追い付かない部分もあるかなって感じます。そのため3,4話にはあまり大きな展開はありませんが、登場する人物や関係をここでしっかり覚えておくと後々面白くなるだろうと思われます。
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第4話のあらすじ&ネタバレ
大韓帝国、釜山。本宮周辺の岩石に立ち、荒れる海を眺めていたのはイ・リムだった。隣にはリムの臣下であるユ・ギョンムもいる。陸地へ戻ろうと歩きだしたその時、リムの時間が止まった。リムは以前から時間が止まる現象を何度か経験していた。
一方、大韓民国のミョン・ナリのカフェでは、アイスティーラテを注文し受け取るチョ・ウンソプが、「あっちぃ~‼」とカップを倒して耳を触る。アイスティーなのになぜ熱く感じたのだろうか?本人もわからなかったが熱く感じたのだった。
同時刻、大韓帝国では、チョ・ヨンが熱いコーヒーを飲もうとして「あっつ!!」とマグカップを倒して耳を触っていた。大韓帝国で感じたヨンの感覚を大韓民国のウンソプが感じたというのだろうか…?
そして「竹林に侵入者!陛下でした!」という報告を受けたヨンは、ク総理が宮殿に向かう中急いでゴンを入宮させたのだった。
ク総理、ノ尚宮を強行突破し執務室へ
ク総理は、国政報告を約束していた金曜日という理由で、夜遅い時間にも関わらず宮殿に向かった。ノ尚宮を始め近衛隊は皆慌てた。
ク総理は執務室の前まで押しかけると「陛下が失踪されたんでしょ?国家の非常事態ではありませんか?」とノ尚宮に言った。ノ尚宮は書面で済む報告をわざわざ夜遅い時間に報告しにやってくるなんて礼儀がないと怒り、ク総理を阻止しようとした。
ところが、ク総理はノ尚宮を押しのけ無理やり執務室の扉をを開けた。すると、ガウンを羽織ったゴン皇帝があたかもずっとそこにいたかのように、書斎に座っていたのだった。不在だと思って来たク総理は拍子抜けした。その後ろでノ尚宮とその秘書はもっと驚いている。
だが平穏を装いノ尚宮が、ク総理が来たついでに報告を受けてくださいとゴンに言った。ゴンもあたかもずっと部屋にいたかのように振舞い、報告を受けた。
そしてク総理は「陛下、少し日焼けされましたね。書斎にずっといらっしゃると思っていたのに。」と尋ねた。立ち上がったゴンは「私のいる書斎は、昼は太陽の光がよく降り注ぎ、夜は手が届くほど星がよく見えるところだ。」とごまかした。
ハハハハッと笑ったク総理は「国政報告は口実で、陛下が不在かどうか確認しに来たんです。やはり来てよかったです。陛下、これで私に貸しができましたね。」と書斎に引きこもっているはずの皇帝が日焼けしている事実を知り、圧力をかけたのだ。
これにゴンは「ク総理…きっぱり言うが傷つかず聞いてほしい。私は全ての瞬間が大韓帝国の歴史となり、それが後世に残ることを願う。私がこの国の皇帝だからだ。しかしそれは寛大さだけではで成し遂げられない。よって、総理に貸しは作れない。私が不在であった時間が後世にどう記録されるのか見届けよう。 」とク総理に忠告をした。
ノ尚宮VSク総理女の戦い!?↓
ク総理が帰ると、ゴンははぁ~と書斎にもたれ掛かった。すぐにノ尚宮が「もう~!いい加減にしてください!どんなに心配したことか。」と怒りながら執務室に入ってきた。そんなノ尚宮にゴンは「会いたかった。」と抱きしめた。
そんなゴンを両手でポンポンたたきながら、「もう!この老いぼれが死ぬまで無断で出かけるつもりですか?海外に行ったら私の葬儀に間に合いませんよ!」と怒りつつ小言をぶつけた。
そしてノ尚宮はゴンのジャケットにダイヤモンドが一つもないのを発見。ゴンは貨幣が無かったので使ったと答えた。ノ尚宮は「え~!最高級のダイヤモンドが…こんなに高いものを!全部ないじゃないですか!もったいない~。」と驚き嘆いた。
そんな2人のやり取りをチョ・ヨンは、ゴンを疑うような目つきで見ていたのだった。そしてヨンは近衛隊に警護レベルを正常に戻すよう指示した。
ノ尚宮はダイヤモンドの無くなったジャケットを整理しながら、ポケットに入っているものを出した。小さなクマのぬいぐるみとチキン店のスタンプカード、そして「金素月詩集」の本が入っていた。
一方、ゴンがいなくなってから日常を過ごしていたテウル。ありえない真実が本当はあり得るかもしれない、でもまだ信じられない自分にどこか上の空だった。テウルは竹林でのゴンとの会話を思い出していた。
「君はなぜ刑事になったのか?」とゴンが尋ねる。「世の中の誰もが勇敢になれるわけじゃないから、私がなったのよ。」とテウルが答えると「凄いな。チョン警部補 ! 」とゴンはテウルを尊敬しほほ笑んだ。
そんなゴンに「あなたはどんな皇帝なの?かっこよくて、お金持で?」とテウルが尋ねた。すると「ボート選手で数学者で、孤児だけどちゃんと成長して、西寅剣( サインゴム )の所有者で…こんな質問が初めてだから、平然を装っているけどバレないようにしている皇帝だ。」と素直に答えたのだった。
ゴンがいなくなった後、テウルは連日、まだ解決していないイ・サンド殺人事件の証拠を根気強く探していた。
環宮したゴンは葬儀に出席
ゴンは翌日、海軍でゴンの上官だったチェ・ギテ艦長の父の葬儀に参加した。ゴンはトラウマで首を触られたり締め付けるものが嫌いだが、この日はやむを得ず葬儀用の黒いネクタイをつけた。
そしてゴンは、無事葬儀で挨拶を終え、久しぶりに国民の前で元気な姿を見せ参席した人々も安心していた。葬儀を終え車に乗りしばらくすると、ネクタイで苦しくなり、25年前のあの夜を思い出しネクタイを緩めた。
どうやら息苦しいネクタイのため着替えた様子。すると助手席に乗っていたヨンが、後部座席のゴンにいきなり手を出した。するとゴンは「手を握ってほしいのか?」と冗談を言う。
ヨンがGPSのアプリをゴンのスマホに設定しようとしたが…?↓
プヨン君はゴンの敵か味方か?
ク総理の元へ秘書が緊急報告だと動画を持って来た。それは先日の党会議でク総理を侮辱したパク議員だった。パク議員は大学のOB記者に「ク総理は政治について何も知らない。ファッションのことしか頭にない。あの鼻は絶対に作りものだ!」と暴露していた。
そんなパク議員に激怒したク総理は「じゃあ自爆してもらうわ。」と秘書にパク議員の不倫スキャンダル写真を記者に送った。どうやらこの写真は、ク総理の側近であり影武者とも言われる謎の男性が入手したもののようである。
*ク総理の影武者とも言われる60代の男性は、ク総理の全ての予定や仕事に付き添いただ聞いている。まだ謎の存在だが、ク総理を政治家として総理として支える影の実力者とも言えそうです。手段を選ばず冷酷なク総理だと思いましたが、この影の実力者あってこそのク総理だったのですね。
ク総理はその後、この男性にコーヒーは大学で飲んだらどうか?と勧められる。そしてク総理が訪れたのはプヨン君のいるカフェだった。ク総理は「陛下が不在中もこうやって優雅に日記を書かれていたとか。全てご存じだったんですよね?」と探りを入れた。
続けて「皇族に生まれたのに、政治家になることも要職に就くことも禁じられ、ご子息は海外暮らしを強いられています。内心理不尽だとお思いなのでは?」と動揺させた。
するとプヨン君は「そんなことは一度も思ったことはない。あなたは庶民出身の総理で、親近感と裏表のない性格で国民に愛されていますよね。しかし階級の壁がなくなることは永遠にないでしょう。このままではティータイムが話題になりますよ。」と答えるとク総理はニヤけた。
そして与党議員の不倫スキャンダルの記事をスマホに表示してプヨン君に見せると、「そうですね。こうしていれば、世間は皇室が私の後ろ盾だと思うでしょう。それが狙いです。」と得意げに答えた。
ゴンは葬儀後、ノ尚宮の手づくり伝統菓子を持って、イ・ジョンイン(プヨン君)を訪ねた。ゴンは「おじ上に叱られに来ました。」と挨拶をした。プヨン君は「 楽しんでこられましたか?今回はどちらへ?」と暖かく迎えてくれた。
ゴンは「 今回は…はるか遠くへ。 変な女性にも会いました。 」と報告すると、「早く身を固めて後継者を残さなければなりません。皇帝としての義務です。」とプヨン君が言うと「まるで大河ドラマだ。朝鮮時代かと。」とゴンが答えると2人は笑った。
そして飾ってあるプヨン君の家族写真を見てゴンが言った。「私のことを恨んでいるのでは?父の腹違いの兄は弟を殺し甥の首を絞めた、おじ上の子と孫は私のせいで国を追われました。教えてください。果たしてあなたは味方ですか、敵ですか?」と注意深く尋ねた。
するとプヨン君は「言うまでもなく味方です。親として子を殺すことはできないので、断腸の思いで海外へ送ったのです。」と答え、さっきのク総理とのティータイムの件もあったので、「何か悪い噂でもお聞きになりましたか?」とゴンに尋ねた。
するとゴンは「 私は噂に惑わされたりはしません。 おじ上を慕っています。真実を話してください。」とまっすぐプヨン君を見つめて話すと、胸元からイ・リムの死体検案書を出し置くと部屋を去った。
図書館でテウルを恋しく思うゴン
「こっちにも同じ図書館があるだろうか?」とふと思ったゴンは、並行世界の大韓民国にあった大韓帝国の図書館を訪れた。座席に座ったゴンは、テウルと過ごした図書館での時間を思い出し浸っていた。
するとその頃、並行世界の同じ図書館では、テウルが「パラレル宇宙」という本を開いて調べていた。テウルは座席に座ってボーっと何かを見つめているが、まるで2人は同じテーブルに座り向かい合い見つめ合っているようであった。
ゴンとテウル宇宙を越える恋しさ!?↓
図書館から車に戻る途中、テウルは自転車に乗った少年がぶつかってきたため、警察職員証を排水溝の中に落としてしまった。流れていくカードをみて「あぁ~私の人事考課と昇進…沈んじゃった。」としょんぼりした。
そんなテウルの様子を見た少年が謝罪して、取りに行こうかと言ってくれたが、わざとではないからと言い警察職員証を再発行することにした。
その後、科学捜査班のギョンナンからの連絡で、警察署に戻ったテウル。「これは何?これ本物よ!あいつの顔の透かしまで入ってる。紙もインクも彩文の技術まで完璧よ。これは国の銀行が発行した正真正銘の紙幣なの!」と慌てるギョンナンの言葉にテウルは唖然とした。
翌日テウルは、ゴンの行方を追うため監視カメラを確認した。しかし、白馬に乗って竹林方面へ向かう姿が移ったきりでその先の姿は消えていた。
その後、テウルは一人でゴンと訪れた竹林に行った。「本当にここに来たの?なぜ?」と彼の信憑性と謎は深まるばかりであった。
シンジェとテウル犯人誘き出し作戦
日常に戻ったテウルとシンジェは、強盗事件の応援に出ていた。あるコンビニの前で起こった引ったくり犯を探すため、コンビニの監視カメラを見ていた。
するとアルバイトの店員の話によって、以前アルバイトしていた人がカメラの位置や被害者について詳しいことから容疑者として浮上。容疑者がフリマサイトで財布を売っていることが分かったテウルたちは、購入者のフリをして犯人を誘き出すことにした。
テウルがおとりとなって事件解決!↓
無事強盗事件の犯人を逮捕し、テウルが振り向くと、シンジェが珍しくきれいな女性と話していた。めったにない光景にテウルが誰だか聞くが、シンジェは答えなかった。会話からどうやらシンジェの精神科の担当医のようだ。
ギャンブラーの母にシンジェが取った行動は?
退勤したシンジェが家の掃除をしていると、毛皮のコートを着たシンジェの母が大金を詰めた鞄を持って帰ってきた。ママ友に会ってきたという母にシンジェは、「賭博場か?2度と行くなと…」と言うなり母の鞄を奪い大金を床に放り出した。
バレてしまった母は、「今日は運が良かったのよ。大勝ちしたのよ。もう最後にするから。」と言って大金を拾い集めた。そんな母にうんざりしたシンジェは、部下のチャンミにその賭博場に来るよう連絡した。
そして母を連れて賭博場に来たシンジェ。母がゲームをした相手は、以前シンジェに大金を渡そうとしたチンピラで、この賭博場の運営者だった。シンジェは母の鞄の大金を床に捨て、「これは汚い金だ。返さないと俺が刑事を辞めるしかない。母さんいい加減にしてくれっ!」と叫んだ。
ギャンブル漬けの母を現行犯逮捕↓
賭博場にいた人はその場で全員現行犯逮捕された。「シンジェ~置いて行かないで~」と母が叫ぶが、その場を去ったシンジェは涙を浮かべていた。
再びゴンの時間が止まる
宮殿の中庭で雨が降り注ぐ中、ゴンはチョン・テウル警部補のIDカードを眺めていた。そこへチョ・ヨンがノ尚宮が探していると伝えに来た。
ところが、その時再びゴン以外の時間が止まった。ゴンは何秒止まったのか確かめるため、止まった時間を腕時計で測った。
再び時間が動くとヨンに「時間が止まった。2回目だ。お前は感じたか?」と尋ねるゴンに、ヨンは「一体、今回はどちらに行って来られたのですか?」と呆れ気味に尋ねた。
するとゴンは「並行世界だ。そこは首都がソウルで光化門に李舜臣像がある。国名は大韓民国だ。」と言うゴンにヨンは困惑しうつむいた。そして「御医を呼んできます。」と走り去るヨンをゴンは追いかけていった。
恋しいテウルに思いをはせるゴン↓
イ・リムの実態が少しずつ明らかに
一方、大韓民国にやってきたイ・リムは、車中でさりげなく時計を調節した。するとリムは『レアアース』という本を出し側近(大韓民国のユ・ギョンムそっくりさん)に渡した。彼は「あっちとこっちの世界、どちらがいいですか?あっちにも私がいるんだとか?差別しないで下さいよ。」と言った。
本よりも金塊が良かったと言う彼に、リムは「あっちのお前がその本をお前に渡せと言ったんだ。こっちには無い本だそうだ。お前はあっちで書店を営んでいる。」と話した。
リムが向かったある部屋には、「ソン・ジョンへ」がいた。リムは「また納骨堂へ?」と尋ねると、「生前予約をしようと。私はあなたと違っていつ死ぬかわからない。」と床拭きをしながら答えた。
「夕食はいらない。外食しろ。」と言って去って行くリム。いつまで経っても老いないリムにジョンへは雑巾を投げつけ泣き出した。部屋を出たリムは、すぐ向かい側の暗室に入った。そこにはリムが探している人物の写真が沢山現像されていたが、そのうちの1枚にプヨン君の写真があった。
*リムは25年前、大韓民国の自分、義弟、甥を殺害し、その時警察の追われ身になり助けを求めたソン・ジョンへと一緒に、大韓帝国に逃げたのだろうと思っていましたが、どうやらジョンへは大韓民国でリムに監視され、言いなりになりながら密かに暮らしているようですね。
リムの暗室にあった写真は次のターゲットなのでしょうか?ゴンが信頼している伯父プヨン君の写真がありましたが、はたしてプヨン君が敵なのか、味方なのかまだ分かりません。
ゴン再び無断外出!?
ゴンはイ・リムの死体検案書について、プヨン君から知らせが来ていないか気がかりだった。
その夜、外は雨が降っていた。そして稲妻が落ちると突然、ゴンが右肩を痛がった。そばにいた秘書は驚いたが、ゴンはノ尚宮に報告しないよう言った。
どうせ演技だろうと見ていたヨンに右肩を見てもらうと、ゴンの右肩には赤いひび割れが広がっていた。驚いたヨンは「すぐに御医を呼んできます。」と走って出て行った。
肩を抑え痛みながらも、ゴンは机の引き出しから大韓民国の小銭をつかみ、萬波息笛のムチとジャケットを持って書斎を抜け出した。
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警察職員証の発給日はまさか!?
失くした警察職員証を申請したテウルは、発給日が10月末になると聞き安心していた。
テウルはある日、イ・サンドの工具店から見つかっった携帯電話の記録を調べていると、シンジェがテウルの新しいIDカードを持ってきてくれた。「なんですぐに申請しに行かなかったんだ?昇進したくないのか?」と言うシンジェに「あぁ、本当は10月末に発給されてたんだけど、受け取りに行くの忘れてたわ。」とテウル。
ところが「今日が発給日だぞ。」とシンジェが言うので日付を見ると、何と11月11日ではないか!!テウルはショックで愕然とした。隣でチャンミが「今日はカレットッ(棒状のお餅)デーですよ!」と言うなり、「先輩愛しています。」と2人にお餅を渡した。
*いやっ、ポッキーの日でしょ!せめてペペロ(韓国のポッキー)デーでしょ!と突っ込んでしまいました。チャンミ、あの顔で餅を配るなんてキャラ濃すぎです。
再発行したIDカードの発給日が11月11日!?↓
硬直状態のテウル。そこに直通電話が鳴った。出るとキムクソ野郎(ゴン)の声だったので、恐ろしくなりすぐに切ってしまった。テウルの異変に気付いたシンジェ。もう一度電話が鳴ると、テウルは慎重に受話器を取った。
すると「私だ。今日も残業か?君が戻るまで家で待っている。」とゴンが言った。テウルはすぐに署を飛び出し家に向かった。
huluで見放題!
テウルが大韓帝国へ!
テウルが急いで家に戻ると、そこにはマキシムスと共にゴンが待っていた。テウルが「なぜまたここに来たの?」と近寄ると、ゴンは「借金を返してスタンプを貰いに来たが、台紙を忘れてきた。帰る前に君の顔を見たくて。」と答えた。
そしてテウルは「聞きたいことがある。あなたが持ってる私のIDカード、私髪を結ってた?」と真剣な表情で尋ねた。ゴンは「今日だったのか…結んでた。…こうやって。」とテウルに近寄り髪を両手で束ねた。
そしてテウルは「服はどんな服着てた?」と聞くとゴンは「紺色のジャケット。」と答えた。テウルはハッとし、「ウソでしょ…」と衝撃を受けた。するとゴンは「直接確かめたいか?それなら一緒に来ればいい。」と誘った。その時初雪が降り出していた。
そしてゴンはテウルを手を引き寄せて、抱き上げるとマキシムスに乗せた。ゴンはテウルの後ろに跨がると竹林へ向かった。
竹林に来ると、テウルが「またここ?前に来た場所でしょ?」と言うが、ゴンは「今から何があっても驚くな。私を信じろ。」と言うとテウルを抱き勢いよくマキシムスを走らせ、幢竿支柱に飛び込んだ。
マキシムスが止まり、テウルが目を開けると、そこは同じような竹林だった。しかし雪は降っていない。しばらくすると、4人の近衛隊とヨンがゴンの元へ走ってきた。ゴンはテウルを気遣いヨンと近衛隊に10歩下がるよう指示した。
テウルはヨンを見て、「さっきの、あの人…」と言うと、ゴンは「そうだ、君の世界ではウンソプ君。ほら、私の言ったとおりだろ?」と耳元で囁きほほ笑んだ。そして改まった表情で「私は大韓帝国の皇帝だ。君が呼べない名前はイ・ゴンだ。」と伝えた。続きは次回へ!
第5話予告!大韓帝国に行ったテウルは!?↓
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「ザ・キング 永遠の君主」第4話の感想とまとめ
以上、「ザ・キング永遠の君主」4話あらすじ感想ネタバレを紹介しましたが、いかがでしたか?ゴンが言っていたことが、真実であるということがだんだんとわかっていくテウル。そしてついに並行世界の大韓帝国に来てしまいましたね!
今回わかったことや変化したことをまとめておきます。
- イ・リムもゴンと同じように時間が止まる現象を経験し、並行世界には微妙に時差か誤差があることとその理由を知っているようだ
- ク総理には60代男性のかなりやり手の影の実力者がいる
- ク総理は世間に皇室を後ろ盾だと思わせたい
- プヨン君はもしかしたらゴンの敵になりえる
- イ・リムはプヨン君を何かの目的で狙っている
- シンジェの母は賭博罪でシンジェに現行犯逮捕された
- シンジェは精神科に通っていた
- ソン・ジョンへは大韓民国でリムに監視されながら密かに暮らしている
- テウルが紛失し再発行したIDカードは、ゴンが持っていたものと同じだった
- テウルはゴンをようやく信じて大韓帝国に一緒に行く
シーン一つ一つに、この話の重要なカギとなるポイントが隠されているようですね。一見つまらないと思われる場面でももう一度見ると気付くことがあり、面白さがじわじわ来るドラマなのかなって思いました。
今度はゴンの世界に来たテウルが、次回どんな様子で過ごすのか見どころですね。ロマンスの方も急展開しそうです。では次回もお楽しみに。
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