韓国釜山のキッザニア体験記!事前準備から攻略ポイントまで解説!

日本にもある職業体験テーマパークのキッザニア。子どもがいたら、一度は行きたい!と思う施設ですよね?

実は韓国にもソウルと釜山の2カ所にキッザニアがあります。私には息子と娘がいますが、息子が8歳なのでそろそろ行きたいな〜と思いつつ、行くとなると1日がかりで時間も必要だし、結構な値段するのでなかなか行けなかった場所です。

そこで夏休みを利用して娘を保育園に預けている間に、息子と行ってみることにしました。事前に色々調べてから行ってみたので、どのように計画していったのか、また実際行ってみてどうだったのか、そしてキッザニア釜山を満喫するためのポイントを詳しく紹介します!



キッザニアってどんな所?

キッザニア内は実世界の2/3の大きさの世界を再現している。

キッザニアは「子どものために作られた子どもの国」ということで、実際町にある店や会社が子どものサイズで再現されていて、それぞれの施設で子どもが職業体験をできるテーマパークです。韓国に実際にある企業が参加して作られた現実そのものの都市で、釜山のキッザニアではおよそ90個の職業を体験できます。

キッザニアでは「キッゾ」という通貨があり、仕事をすると給料としてもらえたり、もらったお金を銀行に預けてみたり、稼いだお金で物を買うこともできます。こんなリアルな体験ができるなんてめちゃくちゃワクワクしますよね!

キッザニアの通貨「キッゾ」

そこで韓国人が実際にキッザニアに行ったブログの体験記を見ていると、どうやらキッザニアは親が気合を入れていく場所らしいということが判明しました。なぜ気合がいるのかというと、親は子どもができるだけ多くの体験をできるように、参加中の体験が終わる少し前に次に参加できる体験の開始時間や空き人数などをチェックして、体験が終わった子どもを別の体験に連れていくという流れがしんどかったそうです。

想像するだけで、親はかなり神経を使い帰る頃にはクタクタになっているだろうなと、ブログを見るだけでわかりました。ましてや休日など混雑している日に行ったら、1時間待つものもあるとかでディズニーランドみたいですね。

でも、子どもたちにとっては本物の職業に触れられて、色んなことを学べるいいチャンスだということを親はみな感じているから、苦労してでも連れて行くんですよね。

さすが、教育熱の高い韓国人ママさんの中には、事前に団体予約などで混雑していない平日の日をチェックして、計画的に友達と幼稚園や学校を1日休んで、1日フルでキッザニアを楽しむ人もいるんです。

やはりある程度事前に計画を立てていくのが良いということがわかりました。ではあらかじめキッザニアへ行く前にできることは何でしょうか。

事前にした方が良いことは?

まず当日キッザニアへ行く前にしておいた方が良いことは以下の6つです。

  • キッザニアのホームページからメンバーシップに登録
  • キッザニアのアプリをスマホにダウンロード
    키자니아 모바일

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  • キッザニアのホームページまたはアプリで利用の流れや施設をチェック
  • スムーズに入場する方法をチェックしておく
  • できたらネットでチケットの事前予約をする
  • 子どもがやりたい体験を5個くらい絞っておく

これらのことを事前にしておくだけでも、当日かなり無駄なく動けるかと思います。私はスマホのアプリをまずダウンロードして、メンバーシップの登録をしました。メンバーシップの登録をすると、「モバイルメンバーシップ新規会員クーポン」というのが貰えるんです。

この「モバイルメンバーシップ新規会員クーポン」は2枚あり、1つは会員登録してから1週間が期限の大人2人まで100%無料クーポン、もう一つは会員登録してから1か月が期限の午後券30%オフのクーポンです。私はこの大人が無料になるクーポンを使ってアプリで事前予約をしました。

では当日スムーズに行くために、チケット料金などキッザニアの基本的な情報を確認していきます。

キッザニア釜山はどこにある?

キッザニア釜山の位置は、海雲台区のセンタムシティーにあります。地下鉄2号線センタムシティー駅直結の新世界百貨店の中にあります。

下の地図を見ると、新世界百貨店には建物が2つあり、キッザニアが入っているのは映画の殿堂の向かい側にある「新世界センタムシティモール」という免税店が入っている丸い建物の方です。

注意しなければならないのは、新世界百貨店は営業時間が11時からなのと、月に1回月曜日に定休日があるので新世界百貨店の中を通ってキッザニアへ行けない時もあります。

地下鉄から新世界百貨店を通って行く場合は、地下2階、地上3、4階の連結通路(10:30から通行可能)から「新世界センタムシティーモール」へ行くことができます。キッザニアは4階から6階で、キッザニアの入り口は4階です。

モール内の4階からキッザニア入口へ

キッザニアの営業時間は10:00~19:30。当日チケットの発券は9:00から。そのため、新世界百貨店営業前の入場は、映画の殿堂向かい側のセンタムシティーモール3番ゲートから入場後、右側にあるエレベーター(8:45から運営)で4階に上がります。

新世界センタムシティモール向かい側の「映画の殿堂」

新世界センタムシティーモール3番ゲート入口。11時前に入場する場合はここから!

3番ゲート入場後、エレベーターに乗って下りたところのキッザニア入り口。

朝10時から入場したい場合は入場方法がややこしいので、当日時間ロスをしないよう入り口を間違えないようにしてくださいね。

チケットの買い方

チケットの購入方法は、当日現地で買う方法と事前にネットで購入する方法の2つです。チケットは5時間券(入場から5時間)、午後券(15:00~19:30)、終日券(10:00~19:30)の3種類があり、料金は年齢によって以下のようになっています。

年齢 料金
36か月未満 無料 無料
子ども
(4歳以上16歳以下)

5時間券:42,000₩(約3,700円)

午後券:36,000₩(約3,200円)

終日券:61,000₩(約5,300円)
青少年/大人(17歳以上)

5時間:19,000₩(約1,700円)

午後券:16,000₩(約1,400円)

終日券:19,000₩(約1,700円)

当日受付でチケットを買う人もたくさんいます。しかし、休日などの混雑する日は事前にチケットを買っても、入場するのに待つこともあるので、あらかじめ購入していくと時間を有効に使えます。

またチケットの発券時間がそれぞれ決まっています。5時間券は9:00~13:50、午後券は14:00~、終日券は9:00~となっています。13:50までだったら5時間券を買うことができ、それ以降だと午後券か終日券になってしまうので注意してください。

当日現地でチケットを買う人は、まずキッザニアのカウンター手前にある受付票を貰って待機します。下の写真の左側の「非予約者」ボタンをタッチして受付票を出します。

左は「非予約者」右は「予約者」。該当する方をタッチして受付票を貰う。

番号がカウンターのモニターに表示されたら、そちらで直接チケットを購入します。

チケットの発券カウンターは航空会社「JIN AIR」のデザイン。

私が行った時のは夏休みの平日朝10時でしたが、1番左側が当日発券専用のカウンターになっていました。上の写真の通り、混雑はなく受付票を取ってから5分ほどで発券できました。休日など混雑する日は、このフロアにいっぱい人が並んでいるそうです。

チケットを安く買う方法

キッザニアの割引き案内

韓国ではテーマパークを定価で利用することはほとんどありません。上の写真のようにキッザニアでも銀行、クレジットカード、地域の割引きや通信会社などの割引きを使って最低でも20%~30%オフの価格でチケットを購入できます。

外国人観光客でも釜山駅などで買える「釜山観光カード」を手に入れれば、キッザニアのチケットが30%オフで購入できます。詳しくはこちらの釜山観光カードをチェックしてみてください。

また、キッザニアの公式アプリをダウンロードして新規会員登録をすると、大人の料金が無料または割引になるクーポンを貰えます。韓国のテーマパークで定価料金を払うのはもったいない!ぜひ割引をフル活用してみてくださいね。

また、例えば子ども2人と大人なら子ども1人半額など、常に色々なキャンペーンを行っています。韓国のお盆の秋夕や旧正月ソルラルにもお得な家族割引やキャンペーンがあるので、キッザニアへいく前にアプリやサイトは要チェックですよ!

実際に行ってみて

いざキッザニアへ入ると、4階の入り口エリアは空港とそっくりの作りになっていて、まるで航空券を貰って他の国へ行くようです。この日の10時頃はこんな感じでガラリ。

4階のラウンジ(待合室)。

カウンターでチケットを発券してもらうと、下の写真のように腕に腕時計のようなパウチをしてもらいます。子どものパウチには終了時間が書かれています。あとスタンプカード、50キッゾ2枚も貰い入場します。

発券カウンターでもらう物。スタンプカード、パウチ、入場券、50キッゾ2枚。

下のゲートから階段またはエレベーターで5階に上るとキッザニアの町があります。

5階のキッザニアへのゲート

キッザニア釜山で人気だった体験はこれ!

ネット上での事前調査と実際行ってみた結果、人気の体験があり並ばないと体験できないものがありました。中でも特に人気だったものベスト5は?

1位 消防士

1番人気だと感じた消防士

キッザニアで1番目立っていて人気だったのは消防士。施設内をミニ消防車で走り、火災が起きたホテルの消火活動をしていました。車のサイレンが鳴っているので小さな子どもは必ず注目しますし、水をかけるのだってすごくやりたいじゃないですか!

息子も体験したくて狙っていましたが、行った日は平日で混んでいなかったにも関わらず、常に1時間くらい待たないと体験できない状況で時間切れとなりできませんでした。息子は次回行く時は絶対にやいりたいと言っていました。

2位 ラーメン研究センター

ラーメン研究センター

こちらも消防士と並んで人気のラーメン研究センター。カップラーメンを作る過程を学んで実際に作ってみる体験。体験が終わると作ったカップラーメンと資格証が貰えるので大人気でした!息子はあまり興味なかったようで、大人の私がやってみたいと思ってしまいました。

3位 クッキングスクール

クッキングスクール。ピザを作った。

こちらも名前の通り、オットゥギというメーカーのクッキングスクール。商品である「スプーンですくって食べるさつまいもピザ」を作る体験です。体験すると、作ったピザと資格証を貰えます。

4位 チョコレート工場

チョコレート工場の体験。出来立ての冷えたチョコレートが貰える。

見ての通り、ガーナのチョコレートの作り方を学び実際にチョコを作ります。型に入れて固めるだけですが、甘いチョコの臭いに誘われて、常に子どもたちがたくさん待機していました。体験が終わったら、作ったチョコとレゴのおまけを貰えました。何でレゴなのかはわかりません。

5位 ハンバーガーカフェテリア

左は職業体験のロッテリア、右側は本物のロッテリア

大人気作ってお持ち帰りできる体験の一つ、ロッテリアのハンバーガーでハンバーガーを作る体験です。こちらもタイミングが合わず体験はできませんでした。隣には本物のロッテリアがあり、体験できなかったらキッゾではなく本物のお金でロッテリアのハンバーガーを買うこともできますよ。

その他の人気体験

サイダー工場、警察官、スーパー(キャッシャー)、ドライビングスクール、レーストラック、キャビンアテンダント、パイロットなども人気でいつも待機席は満員状態でした。

キャビンアテンダントとパイロット

上の写真はキャビンアテンダントとパイロットの体験で、2つは6階の同じ場所で行います。中に入ってしまうと親はよく見えないため、5階に下りた飛行機の緊急脱出スライドのすぐ前にあるモニターで見学することができます。

また、人気のある職業では待機している時に記念写真の撮影をします。テーマパークによくあるやつです。息子が気に入ったので買ってみました。購入はセルフで近くの写真印刷機で出力します。価格は、写真+モバイル用写真送信+フレームで10,000₩(約880円)でした。

パイロットはシミュレーターで釜山から済州島に飛行する訓練を行います。その後は緊急脱出スライドを降りて給料を貰い終了です。残念ながらこの日息子は半ズボンを履いていたため、スライドはできず脇にある階段から降りてきました。次回は絶対に長ズボンを履いて滑るとリベンジする気満々です。

施設内をウロウロしていると、元々子どもたちに人気のある職業と、食べ物が貰える職業に人気があるなと感じました。息子が気に入ったのはパイロット、ホテリア、科学捜査隊C.S.I.でした。

ホテリア。体験終了後、写真入りのロッテカードを貰った。

ホテリアは、最初に基本的な教育を受けた後2チームに分かれました。1つはレストランサービス、もう1つは客室の整理です。息子は客室の方に行き途中で姿が見えなくなりましたが、隣の部屋のカーテンが開けられると中の様子が外からでもよく見えました。

客室のベットが子どもサイズで可愛かったです。ハネムーンのお客が泊まる予定なのか、最後にバラの花でハートの形にセッティングしていました。

このホテリアで貰える写真入りのカードは、期限が発行日から1年で、キッザニア釜山内のロッテ系列社(ロッテリアカフェテリア、チョコレート工場、サイダー工場など)を訪問時1キッゾ割引きという特典が受けられます。また、実在のロッテホテル釜山内のデリカハンスベイカリーにて10%割引という特典もあります。

また息子の話によると、次回このカードを持参し再度ホテリアを体験すると、給料が20キッゾ貰えるそうです。

ただの写真入りカードではなく、ちゃんと特典も付いていて使えるカードなんだよって、息子は得意げにカードの説明を私にしてくれました。こうなると1年以内にまたキッザニアに行かないとですね。

科学捜査隊C.S.I.

科学捜査隊C.S.I.ではC.S.I.に忍び込んだ犯人を捕まえるために現場にあった証拠やCCTVを分析する作業を学んだそうです。私は外から見ていても中の音が全く聞こえないので、何してるのかな~って感じで待ってる間は退屈でした。息子は指紋や足あとを特殊機械で分析するのが不思議ですごかったそうです。

6階にある新聞社、テレビスタジオ、スポーツ放送センター(キャスター)などは少し大きい子どもたちに人気があるようでした。新聞社は対象が10歳からとなっていたため少し難しいのかもしれないですね。

また、ロボティックス研究所ではプログラミングをする作業があるため、ネットで検索ができる程度のパソコン技術が必要とのことです。息子が体験しましたが、プログラミングは置いてあるお手本と同じように組み合わせるだけなので簡単そうに見えました。

ロボティックス研究所

その他韓国らしい「漢医院」や釜山にしかない「ボート漕艇スクール」などもあり本当に種類が多く、1度の訪問では見切れないし、必ずまた来るだろうなと確信しました。また同じ職業でも体験した年齢によって見方や観点が変わっていくため、何度訪れても楽しめるのだろうなと思います。

おすすめの持ち物と服装

親はついて回るだけなので、何も気にすることないのですが、子どもは職業体験する時に、子どもがキッゾとスタンプカードを持っている必要があるため、小さなポシェットやボディバックなどで管理すると出し入れが楽です。小さな子どもは親が管理している人が多かったです。

各体験に入る時に、スタンプカードにスタンプを押してもらいます。食べ物を貰える職業はその時に15キッゾを支払います。バックは職業のスタッフが台車に置くよう指示してくれるので、子どもが荷物を持ったまま体験をしても大丈夫です。

また歩き回ったり、続けて体験をしていると休憩が取れないので、飲み物は必ず持参していった方がいいですね。キッザニア内でも飲料やポップコーン、カフェなどあります。

キッザニア内のカフェや売店

お腹がすいたら、食べ物の職業に行って食べ物をゲットすることもできますよ。私たちは、お昼ご飯を食べる時間はないだろうなと思って行ったので、そんなに食事しようとは思いませんでしたが、チョコレートやピザの職業をしたので美味しく食べました。

キッザニア内は食べ物の持ち込みは禁止されています。が、他の人たちは切った果物など持ってきていて待っている間に食べていましたね。一口サイズの食べ物くらいなら持って行ってもわからないかもしれませんね。私たちが行った日はポップコーンを食べている子どもたちをたくさん見かけました。

では当日の服装はどんな格好がいいでしょうか。基本親は自由です。でも歩き回るのでヒールはおすすめできません。子どもは、男女季節問わず、運動靴、長ズボンがいいです。

飛行機の緊急脱出スライド。CA・パイロットで体験できる。

なぜなら、キャビンアテンダントやパイロットでは緊急脱出スライドで脱出する訓練をするため、半ズボンとスカートの子どもはその部分だけ体験できないからです。

特殊任務部隊の体験できる建物。身長120㎝以上、体重45㎏未満の制限がある。

また特殊任務部隊は、実際に体験できませんでしたが、様々な障害物を超えていき、ミッションを達成するというものです。高い場所に上るためワイヤーを付けます。

レーストラック

レーストラックも動きやすい服装がよく、運動靴でないと体験できません。こちらの体験は身長120㎝以上の制限があり、レーストラックを体験する前に隣にあるドライビングスクールで、ドライビングライセンスを取得した子どもだけが体験できる職業です。

でもうっかりサンダルやブーツで来てしまっても、施設内に運動靴のレンタル、靴下の販売コーナーがあったのでご心配なく。

また赤ちゃん連れの方はベビーカーで施設内を回っても全く問題ありませんが、混雑している日だと動きづらいかもしれません。大きい荷物があっても、施設内にはいたるところにロッカー(有料)が設置してあるので預けることができます。

キッザニアを楽しむポイント!

私と息子は、事前に行きたい体験を選んで、動線を最短距離にして回る方法を考えていたのですが、実際に行ってみてこんなことがわかりました。

  1. 事前に動線を考えて回る必要はない
    →キッザニア釜山はそんなに広くないので1回見て回れば大体の位置がざっとわかる。そのため地図も事前の動線戦略も必要ないと思った。まずはキッザニア内のどこに何の体験があるのかを把握すること。

  2. 1番やりたい体験を先に済ませる
    →空いたら待機しようと思っていても、人気のあるものは常に待機も満員状態。そのため、1番やりたい体験は待ち時間をかけてでも並んで最初に済ませるのがいいと思った。

  3. こだわりが無ければ、近場ですぐできるものからどんどん体験する
    →一つその場所で体験し終わったら、待機せずに近場でできるものをサクサクと体験し進めていくことも一つの方法。

  4. 時間を無駄にしないポイントは終わったらその場所をすぐに出ること
    →子どもは職業体験後、給料を貰って出る流れだが、その時間も結構かかるので慣れている子は、1番に給料を貰い次の目当ての職業にダッシュしていた。

  5. 6階にある体験から始める
    →入場すると、大体の人は5階にある食べ物が貰える職業や消防士の体験に向かっていく人が多かったので、6階にある職業は比較的空いていて待機もしないでできるものが多かった。

  6. 平日に行くべし
    →一つの体験が平均25分のため、1時間に体験できる職業は2つ程度。5時間券で休まず体験しても9~10個。午後券は3時間半なので6個程度。混雑していたら待機時間も長くなるため、待機せずに体験できる場合の半分程度しかできないのではないかと考える。

  7. 1度で全ての職業を体験しようと思わない
    →キッザニア釜山には90余りの体験があるので、1日で全てを体験することは不可能。1度の訪問では全てできないため、次回訪問する時のことも考え次に体験してみたいものを見つけておく。

キッザニアで職業体験をするのはあくまでも子どものみ。親が代わりに並ぶこともできないし、一緒に体験コーナーに入ることもできません。そのため、子どもがまだ自分の意志で参加して楽しめない時期だと親も子も辛いかもしれません。6歳くらいからであれば参加できるものも多いですし、身長120㎝以上だったらほどんどの職業を体験できます。

私たちは、8月の夏休み平日に「5時間券」を10:20~15:30までで利用しました。特に休憩せず、お昼ご飯を食べずに続けて回りました。その結果、体験できた職業は8つ。頑張ればもう一つできましたが、最後は疲れたので作ったピザを食べたり、軽くお茶をしたりして休みました。

私たちが行った時にやっていたスタンプカード。1列ビンゴになる度にバッチが貰える。

上の写真は体験した職業を押してもらうスタンプカード。何度もキッザニアへ行きたくなる仕組みがこっちにもありますね。「あと2つ体験していれば2つビンゴだったのに~」と息子はまた行きたいと言っていました。このスタンプカードが開催されている期間内であれば、続けてスタンプを集めることができます。

今回の訪問で失敗したこと

私たちが失敗したことは、キッゾを使って百貨店での買い物ができなかったこと!

百貨店の前。14:50閉店のため、14時過ぎから人だかりが!

キッザニアでは職業を体験すると、給料として1つの職業ごとに6キッゾ~10キッゾ現金を手渡しでもらいます。そして食べ物を貰える職業体験では15キッゾを支払って参加します。

百貨店で買い物している子どもたち。

それで持っているキッゾは銀行に預けるか、キッザニア内の新世界百貨店での買い物をするかに使うことができます。問題は新世界百貨店の営業時間なんです!

あらかじめブログの情報で早めに百貨店で買い物をした方がいいと知っていたにも関わらず、息子の意思を尊重し続け他の体験に行っていました。そして気づいたときには閉まる10分前!

10分で買えるか?と思いつつ百貨店に息子を押し込みました(笑)が、なんと現金のキッゾでしか買い物できないとのこと。今まで貰った給料をわざわざATMに入れてしまっていたために、全て下ろしに銀行へ。そしてやっと現金を持って向かったところで閉店してしまいました。

百貨店のドアにはちゃんとこんな案内が出ていました。

百貨店利用時間 10:00~14:50 / 15:30~19:20 

百貨店利用時、キッゾでのみ購入ができます。
ロッテカード、シンハン銀行カードは使用できません

なのでキッゾはATMに預け入れる必要はありません!帰りに残ったキッゾどうしようってなった時、銀行に預けるか記念として家に持ち帰るかすればいいと思います。

ちなみに百貨店で何が買えるのかというと、価格は50キッゾ~20,000キッゾまでの商品があり、文房具やおもちゃ、たまごっち、飛行機、車のおもちゃ、ドローンなどでした。最低50キッゾ持っていないと買い物できません。

結局おろしたのに使えなかった息子のキッゾはどうしたのかというと、次回のためにまた銀行に預けました。今回作った銀行の通帳とカードは、実世界と同じように街にあるATMで出金、残高照会をすることができ、預入のみ銀行で行うシステムになっています。

キッザニアにあるシンハン銀行。右下はATM。

銀行で通帳とカードを作るのは空き時間でいいと思いますが、1番最初に済ませてしまった方が忘れないかなと思います。また14時頃は10時に入場した人たちが百貨店を利用し始めるので、銀行も混雑していました。

キッザニア釜山のまとめ

このように色んな体験を回っていると、あっという間に5時間が過ぎてしまいました。初めてのキッザニアでしたが意外とクタクタに疲れる感じではなく、親は子どもが体験をしている間に座って休むことができました。

平日に行けばサクサク進めて少し余裕ができますが、休日など大混雑している中で待つのは子どもが大変だろうなと感じました。それに混雑していると親が座るベンチも空いていなさそうだなと思いました。

疲れが全然違ってくるので、親が都合を取ってでもキッザニアはやはり平日に行くことをおすすめします。

お昼時などに休んで食事をしている人は少なく、待機時間の長いものに並んで待っている最中に、ホットドックなどのおやつを食べている子どもたちが多かったです。そうやって子どもたちに少しでも多く体験させるために、無駄な時間が無いようにと、親たちが一所懸命なのが印象的でした。


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